2017箱根駅伝選手エントリー発表!サンキュー大作戦と順位予想!
もはやお正月の大イベントと言ってもいい、箱根駅伝(正式名:東京箱根間往復大学駅伝競走)が迫ってきました。
12月10日には16人の選手登録が行われ、選ばれた選手たちは当日に備えた最後の調整に入っていることだと思います。

出典:www.yomiuri.co.jp/sports/ekiden/2016/
まあ、この16人に選ばれたからと言って必ず走れるのではなく、この中から更に10人に絞られるんですね~。
如何にお正月に絶好調の状態に持っていくかがポイントですね。
季節柄、インフルエンザやノロウィルス等予防など健康管理も重要です。
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やっぱり青学が大本命?
登録された16人を見る限りどの大学も主要メンバーは入っていますし、それぞれが実力通りに走ったとすると、やはり青山学院大学の優勝確率が最も高いかなあと思います。
原監督は、箱根3連覇、大学三大駅伝の3冠、自身9度目の箱根駅伝ということで、「サンキュー大作戦」と原さんらしいフレーズで、選手も盛り上がっているのだろうと感じます。
ウィークポイントとして挙げるとするなら、一つは5区山登りに誰を投入するかというところですね。
昨年までは、山の神と言われた神野君がいましたが、5区は持ちタイムや走力はある程度必要になりますが、より「山への対応能力」が重要です。これは走ってみないとわからないこともあるので、逆に一番の見所だと思います。
普段車の交通量も多いから試走ってできないそうですから、監督やコーチは合宿などの練習で山の適正を見抜いて配置するんでしょうね。
青学もこの区間でミスしてしまうと連覇達成の確率が少し落ちるかもしれません。

出典:http://www.ntv.co.jp/hakone/index.html
もう一つは、他校に先行されることです。
青学のスタイルは1区からロケットスタートで2区以降もその勢いで最後まで先頭を譲らず走りきるといったものです。
逆に先行を許して追いかけるパターンになると、選手も早く追いつこうと力んでしまい、後半失速してしまうという負のスパイラルに陥る可能性があります。
選手の力は勝っていても精神力が弱ければ、レースの展開によって大きく順位も変わります。
やはり青学は1区からの飛び出し、2区エース区間では2位を突き放す独走という展開になれば大丈夫だと思います。
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上位争い!他の有力校は?
上位争いをすると予想されているのが、東洋、駒沢、東海、早稲田、山梨学院ですね。
選手層や持ちタイムを見ても順当に行けばこれらの大学は上位に入るでしょうが、少し青学とは開きがあるような気がします。

出典:http://www.yomiuri.co.jp/hakone-ekiden/
そんななかでも注目というか、面白そうな大学として挙げたいのが、東海と山梨学院です。
【東海大学】
東海はなんといっても16人中8人が1年生というメンバー構成。
1年生といっても高校時代から全国トップクラスの選手ばかりで実力はお墨付き。
距離が長いこと、経験不足等が指摘されていますが、その点は普段の厳しい練習で鍛えていると思いますし、先輩たちとも競い合った結果でのエントリーなので大丈夫だと個人的には思います。
まあ、8人とも出場するとは思いませんが、1年生の走りは楽しみです。
【山梨学院大学】
留学生ニャイロ選手がいる山梨学院大学。
まあ2区を走るのは間違いないんでしょうが、1万メートルの持ちタイムだけ見ると日本人選手とは1分以上違う。
ニャイロ選手はロードにも強いので約23キロという長丁場であればもっとタイム差が開くかもしれません。
1区が頑張ってトップと差のない所でくれば、2区でニャイロ選手の独走状態になり、そのままの勢いでほかの区間も突っ走るかも。
山梨学院大学のほかのメンバーも力をつけているからひょっとしたらという可能性もあると思います。
その他に注目したい学校は?
普段以上に力を出すことも多い大学駅伝です。前評判があまり高くなくても実力以上の力を発揮して上位に食い込む大学も出てくると思います。
私が注目しているのは、日体大です。
11~12月に入って各選手が絶好調モードに入ってきています。
つい最近の記録会では1万メートル28分台の選手が続出。メンバー中8人が28分台です。この勢いを箱根駅伝当日まで維持できると上位争いができると思っています。
あとは、中央学院大学も1万メートル29分台前半の選手が多く、長い距離が得意な選手も多いようです。
まとめ
2017箱根駅伝は例年以上に注目度が高いみたいです。
やはり青学の強さが際立っていますが、その王者の連覇を阻止しようと虎視眈々と優勝を狙う各大学。
今回は視聴率も過去最高になるような気がします(笑)
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