赤ちゃんの“あせも”の原因と今スグできる5つの予防策とは?
暑い日が続くとお母さんが悩まされるのがお子さんの“あせも”ですね。
特に小さいお子さんほどあせもの症状は多く、見た目も赤みが増して早く治してあげたいと思いますね。

出典http://happy-memo.com/wp-content/uploads/2015/05/bb16ec7700852e03408be4a66b5343b3_s-580×435.jpg
あせもはなってしまうとなかなか治りにくかったり、かゆみがある場合は掻いてしまうと“とびひ”になってしまうこともあるため、皮膚科での診療をお勧めしますが、あせもの原因を知ると、あせもにならないように普段の生活の中でできる予防がたくさんありました。
今日はあせもの原因とその予防についてお話しします。
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改めて「あせも」とは?
あせもとは、汗が表皮にたまって汗腺などに詰まってしまい菌(表皮ブドウ菌)が発生して炎症を起こしてしまうことを言います。
赤ちゃんにあせもが多い原因は5つあります。
①子供は汗っかき
人間の汗腺は生まれた時から大きくなるまで同じ数といわれており大人も赤ちゃんも同じ数を持っています。
ということは、乳幼児は小さい体に大人と同じ汗腺を持っている為、汗腺の密度が多いということになり、汗っかきなのです。
そのため汗腺を詰まらせることが多いのです。
②体温調節が自分でできない
子供は暑くても自分で上着を脱いだり涼しいところに移動するなど体温調節がうまくできないため汗をかく機会が多く、あせもになりやすいとされています。
③汗のたまる時間が長い
乳幼児は体温調節と同じようにあせを自分で拭いたりすることができないため体に汗がたまる時間が長く炎症してしまうことが多いとされています。
④オムツ
オムツを履いているお子さんは腰の部分やおしりがむれやすく、汗を多くかく場所なのであせもができやすくなってしまいます。
⑤あかちゃん

出典
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赤ちゃんは自分で動くことが出来ずずっと寝ていることで背中に汗をかきやすくなります。
また、赤ちゃんは皮膚が薄くデリケートなうえ、体型は首や腕、足の付け根などにしわができやすく汗がたまってしまう場所が多くありあせもができやすいのです。
このあせもになりやすい5つの原因を知る事であせもを予防するために大切な5つのことがわかります。
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あせもの効果的な予防法は?
☆菌を増やさないように肌を清潔に保つ
お風呂に入ったらしっかりと汗をかく場所を洗い流して清潔に保ちましょう。
赤ちゃんは肌への刺激を和らげるためにしっかりと泡立てた石鹸などでしわになっている部分も丁寧に洗ってあげましょう。
☆洋服の素材に気を付ける

出典http://ecx.images-amazon.com/images/I/419ysbVExVL.jpg
コットン素材など通気がよく、汗をかいてもすぐ乾きやすいなど、汗のたまりにくい素材のお洋服を着せてあげることで予防することが出来ます。
☆赤ちゃんにはガーゼを挟んであげる
赤ちゃんは汗をかくたびにお着替えをさせるのは大変ですね、
そんな時はお洋服と肌の間にガーゼを挟んでおくと汗をかいたときはガーゼを取り換えるだけで十分あせも予防につながります。
☆体を乾かしてから着替える
お風呂からあがってベタベタなまま着替えてしまうと汗がなかなかひかなかったり、ムレてしまい菌が繁殖しやすくなります。体を十分に乾かしてから着替えることをお勧めします。
☆就寝時は上手にエアコンを使いながら温度管理をしてあげる
就寝前に寝室を少し冷やしておくなど汗をかかずに眠れる環境を作ってあげることも大切です。

出典http://出産準備品.asia/wp-content/uploads/2015/05/summer24-min-300×220.png
いかがでしたか
あせもになりやすい原因を知ることで色々な予防策を考えることが出来たのではないでしょうか。
どれもすぐに実践することが出来る予防策なのでぜひお試しくださいね。
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