アテロームを甘く見るな!炎症を起こして爆発したら大変!
前回アテローム(粉瘤)の切除手術をした経験をブログで紹介しました。
腫れた部分に溜まった膿や老廃物を取り出す施術で5分ほどの簡単な手術だったようです。

出典:
http://www.skincare-univ.com/article/009654/
ですが・・・その後長い長い通院で完治までとても時間がかかりました。症状が重かったのだと思います。
アテロームは甘く見ないほうがいいですよ。
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手術時間は短かったが・・・
手術当日は、患部付近に何箇所か麻酔注射を打たれて、専用の器具を使って膿を取り出す施術が行われました。
ホントに臭がくさかったです。
医師によると、しばらくは通院して残っている膿を取り出すように毎日洗浄する必要があるとのことでした。
又、麻酔が切れると痛みが出てくるので、抗生物質と痛み止めを服用するよう指示を受けました。
まあ、1週間もすれば完治して楽になるだろう・・・と思っていたのですが。
患部の洗浄
翌日、患部の洗浄と膿出しの診察です。
そのままの状態で医師は患部を絞るようにして膿を出したり、洗浄液で流したりします。
当然ながらもう麻酔は打ちませんので、これがむちゃくちゃ痛い!久しぶりに少し声を上げるぐらいの痛みを感じてしまいました。
この作業を膿がでなくなって綺麗になるまで続けるとの説明でした。
この痛みがしばらく続くと思うとブルーになりましたが、これしか方法がないということで仕方なく受診を続けました。
救急病院なので土日も別の先生が処置してくれるとのことで、休みなしで連続2週間続けて通院しました。
一週間ぐらいでようやく痛みも収まってきましたが、洗ったあとはガーゼを被せてテープでとめているので、今度はかゆみが襲ってきます。

出典:http://ikuzecia.blog.fc2.com/blog-entry-471.html
かゆみ止めの薬を塗ってはくれるものの、やはり2週間続けて同じ箇所に貼ってあるので、痒くなるのも当然ですね。
粉瘤をこじらすとホントひどい目にあいますよ!
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ようやくお風呂へ
ガーゼを貼っているときシャワーはOKでしたが、湯船に浸かることは許されませんでした。
2週間後ようやく患部に膿がなくなって綺麗になったと診断を受け、ようやく入浴許可がでました。
あとは、処方してもらった塗り薬をお風呂上がりに塗ってバンドエイドで保護するだけです。
最初のうちはバンドエイドをはがすと、少しですが膿がガーゼの部分に出ていました。
それを一週間ぐらい続けることでようやく膿も出し切ったようで、傷口も自然とふさがっていました。
完治まで1か月?
アテローム(粉瘤)って風邪と一緒でこじらせてひどくなると中々治りにくいっていうことがわかりました。
後で聞くと、アテロームができる当初は患部も小さくて、簡単に治療することができるようです。

出典:http://www.skincare-univ.com/article/009654/
今回の私のように、何らかの影響で患部に菌が入って炎症を起こし、アテローム自体が爆発してしまった、いわゆる重症になります。
悪性腫瘍とは全くちがう良性腫瘍のアテロームは、命を落とすような危険性はありませんし、もともとは簡単な施術で治療できる病気です。
痛みもありませんし、目の届かない箇所に発症すると気づくことも難しいかもしれません。
しかし、少しでも疑わしい箇所があれば是非早めに医師の診断を受けることをおすすめします。
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