今年の恵方巻きの方角は?恵方ロールってアリ?
2016/01/21
一昔前は、節分の日は「鬼は外!服は内!」という豆まきをするのが定番でしたが、最近では、黙ったままある方角を向いて恵方巻き(太巻き)やイワシを食べる習慣が定着してきました。
今年はどちらの方向を向いて恵方巻きを食べるのか、恵方巻きってそもそも何なのか、最近恵方ロールっていうお菓子も出てきたけどそんなのもアリなのか、色々と恵方巻きに関して調べてみました。
今年の恵方巻きは南南東です
昨年平成27年は西南西を向いて恵方巻きを黙々と食べていましたが、今年平成28年はどうやら南南東のようです。
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いつも節分前に今年は”西南西”とか”北北西”とか発表されるので、どこかの協会が決めているのかなと思っていましたが、実はあるルールに基づいて決まっていて、この先も恵方の方角は決まっています。
方角は16方位全て繰り返すのだろうと思っていましたが、恵方は4つの方角しかなく、平成29年は北北西、30年は今年と同様に南南西となります。
上記の表のとおり、恵方は十干(じっかん)という暦で決められています。4つの方角を5年周期で一巡するようです。
※豆知識①
十二支は子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥で一般的にも知られていますが、十干は、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸で、併せて干支を表しています。
ちなみに60歳は還暦と表しますが、「還暦」は暦が元にもどることを指していますが、十二支(12)と十干(10)の最大公倍数である60で干支が一回りするということに基づいています。
豆知識②
節分の日は2月3日であるということが定着していますが、本来は立春の前日が節分の日となります。
又、立春は天体の運行によって変動することから、2025年の節分は2月2日になります。
なぜ恵方巻きを食べるの?
恵方巻きは縁起物で、元々は大阪で生まれた風習です。
・巻き寿司は福を巻き込む
・巻き寿司は鬼の金棒に例えられ、鬼の金棒を食べることで厄を払う
・七福神にあやかり7種類の具材を入れる
・切らずに一本丸ごと食べることは、縁を切らないという意味に通じる
こういった縁起担ぎで恵方巻きが食べられています。恵方巻きは丸かぶり寿司とも言われている所以でもあります。
又、黙ったまま食べる理由は、
・食べている途中でしゃべると雑念が入って願い事が通じない
・運気が口から逃げてしまう
といったような説があります。
恵方ロールってあり?

出典:http://www.ehako.org/netablog/2013/01/post-56.html
最近は恵方巻きの習慣に便乗しているのか、恵方ロールというお菓子が販売されています。
単に恵方巻きに似せたロールケーキですが、子供たちが喜びますね。
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おせち調理も最近は中華風や洋風等様々な形で販売されていますので、まあこれと同じようなものですかね・・・。
コンビニや大手スーパーがこの恵方ロールにも力を入れていることもあり、有名ホテルもオリジナルの恵方ロールケーキ?を販売しています。
縁起物という意味では間違ってはいないと思いますので、特に甘党の方は一度お試ししてはいかがでしょうか。
まとめ
恵方巻きは邪気を払う縁起物として食べられています。巻きの材料も、エビカツとかトンカツを巻いたり、7種類の海鮮ものを入れたりして、スーパーやコンビニでは様々な変わり種が売られています。
何はともあれ、色々と試してみてくださいね。
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