五月人形は5月に飾ればいいの?正しい飾り方や買い方、保管方法は?
ゴールデンウィーク中には5月5日のこどもの日も含まれます。
男の子がいる家庭では、子供が小さいうちはこいのぼりを飾ったり、家の中に五月人形を飾ったりすることが多いです。
そんな五月人形ですが、意外とその飾る時期や飾り方など色々と決まりがあることをご存じ無い方も多いみたいです。
そのあたりについて整理しましたのでご参考になさってください。
スポンサーリンク
五月人形はいつ頃から飾るのか?
五月人形は5月5日に向けて、4月後半ぐらいから飾る方が結構多いようです。
厳密に“五月人形は○○までに飾る”といった決まりはないのですが、概ね春分の日以降から4月の中旬ぐらいに飾るのが一般的です。
要は5月5日に合わせて楽しむものですから、それ以前であればいつ飾っても問題ないということです。
でもせっかく1年に1度の楽しみですから、少しでも長く鑑賞、飾っておきたいものです。
3月の上旬は女の子の節句もありますので、やは3月下旬以降に飾るのがベストといえます。
五月人形は誰が買う?購入ポイントは?
五月人形は子供にために両親が買うというパターンも多いですが、一般的な風習としてはお母さんの実家が購入して子供(孫)に贈ることだそうです。
雛人形もやはり祖父母が購入するという風習が今でも残っているようです。
ただ、地域によって風習が異なり、雛人形は母親の実家が、五月人形は父親の実家が購入するというようなところもあります。
いずれにしても、大切なことは現在の住まいにちゃんと飾ることができるサイズのモノであるかが大切なポイントです。
最近は色々なサイズの五月人形が販売されていますので、飾る部屋の大きさを考慮しててバランスを考えて選ぶようにしましょう。
おじいちゃん、おばあちゃんが先行して、可愛い孫のためにサイズの大きな人形を買ってしまうパターンが結構多いようです。
事前にご家族同士で十分話し合ってからお店に行きましょう。
スポンサーリンク
五月人形は一人ひとつ?
五月人形を飾る理由のひとつに、子供一人ひとりのお守りであるということです。
ですから、厳密に言うと、もし男の子の兄弟が何人かいる場合は、それぞれに五月人形を用意することになります。
同じ人形をいくつも買うことはお金が結構かかりますし、置く場所にも困ることになりますので、次男、三男のときは少し小さめの兜をそろえれば良いです。
これはあくまでも厳密にあわせるといった考え方ですから、家庭の事情によっては兄弟全員でひとつの五月人形を飾るのも問題ではありません。
来年も使える正しい保管方法5つのポイント
貴重な人形は年間のうち長くてもお目にかかれるのは1ヶ月程度ですから、大切に使いたいものですね。
正しく保管しないと布の部分が虫に食われたり変色したりします。
1)ホコリをきっちりとる
2)布や新聞紙でくるんで箱に保管
3)防虫剤を必ず入れる
4)湿気が少ないところに保管
5)年に1回干す(空気に触れさせて陰干し)
人形は湿気に弱く放っておくと虫がついてしまいます。
防虫剤を必ずいれて、以上の5つのポイントに注意して保管しましょう。
また、金属の部分は新聞紙でくるむことでインクがサビを防いでくれます。
しまう時期は
雛人形の場合は、”早くしまってしまわないとお嫁に行き遅れる”といわれたりしますが、五月人形の場合は特に急いでしまう必要はありません。
5月5日が過ぎた後、天気のいい乾燥した日に保管のポイントに注意してから行います。
次年度以降も常にきれいな状態で飾ることができるようにきっちり保管してくださいね。
スポンサーリンク