どうする?!ヘアカラーがお気に入りの洋服に付いた時の対処方法
2016/02/22
ヘアカラーを使って髪の毛を染めているときに、お気に入りの洋服やズボンに毛染めクリームや液体がついてしまい、着ることができなくなった・・・
そんな経験をお持ちではないですか?
毛染め液の染色力は強いですから、洋服や畳、ソファー等の生地についてしまうと、それを元通りにするには至難の業です。
そこで、ヘアカラーが洋服などについた場合、被害を最小限に抑えるための対処方法についてご紹介します。
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まずヘアカラーの成分を知りましょう
ヘアカラー商品は一般的に2種類の薬剤を混ぜて髪になじませて染色します。
主に染料と酸化剤になりますが、他にも染料を浸透しやすくするためのアルカリ剤や髪の毛を保護するクリーム基剤、香料などの成分が配合されています。
ほとんどの商品は、数か月間染色剤が落ちないような配分になっているので、その薬品の刺激の強さは相当高いですから、取り扱いにも注意が必要です。

出典:http://maygrow.hamazo.tv/c619148.html
それだけに衣類等に付着した場合の除去するのは大変です。
衣服につくことを防ぐことが先決
結論から言うと、現在販売されているヘアカラー剤が衣服についた場合、それを完璧に100%落とすことはなかなか難しいです。
強い薬品には強く薬品で対処しなければならず、塩素系の漂白剤を使うしかありません。
生地が綿のもので、且つ無地白色の衣類であれば、漂白剤に1時間ほど浸けて薬品を溶かして洗うことで概ねヘアカラー剤を落とすことは可能です。

出典:http://siragamaster.com/entry21.html
しかし、セーターや色付きの衣類の場合は、漂白剤を使うと型崩れや縮み、色落ち等が必ず発生しますのでおすすめはできません。
この場合はクリーニング屋さんにお願いするしかありませんので、基本はヘアカラーが衣服につかないように防ぐことが最も大切です。
床や机につい場合はなるべく早く対処する
フローリングの床や木製の机等にカラー剤が付着した場合、イメージ的に簡単にとれそうだからといって放っておくと、染料の色素がしみこんでしまいなかなか取れなくなってしまいます。
このような場合は、すぐに中性洗剤を浸み込ませた雑巾を使って素早くふき取るようにしてください。
もし付着して時間が経過してしまったような場合は、塩素系漂白剤をスポンジにしみこませて、その部分を軽く叩いて染料の色素を浮き上がらせることで多少落とすことは可能です。
しかし、塩素系漂白剤は床そのものを痛めてしまう可能性もあるので、極力早めに対処するようにしましょう。
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衣類につかないよう予防する(まとめ)
①周りに新聞紙を敷いてカラー剤の飛び散りに対処する
②毛染め専用の上着(汚れてもいいもの)を着用する
③耳の周辺にスキンクリームを塗布しておく
これらはあくまでも予防です。

出典:http://www.amazon.co.jp/ポンチョ-ヘアカラー、カラーリング、毛染め、白髪染めの汚れ防止【毛染めケープ/dp/B00EBAAJU6
衣類にカラー剤がついてしまうと、それを取り去るには非常に難しいです。衣服以外の場所に付着してもきれいにするには手間がかかります。
衣服に付着しないような環境で毛染めを行うか、美容院などでプロにお願いするのが無難なのかもしれません。
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