あなたは間違っていない?正しい鼻血の止め方3つのポイント
2016/02/12
あなたは鼻血が出たときどうやって止めていますか?
私は以前、鼻血が出た時は顔を上に向けて鼻にティッシュを詰めて、且つ首の後ろをトントンと叩くということをしていました。
でも、これって間違った止め方なんです。
意外とまだこうして鼻血を止めている方が多いようですので、改めて正しい鼻血の止め方をご紹介したいと思います。
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なぜ鼻血はでるのか
鼻の中にある血管は非常にうすいおおわれていて、血管自体が細くて切れやすくなっています。
子供の場合、鼻の穴をほじったりすることでその部分が傷ついて鼻血が出る場合が多いです。
又、大人の場合は同じように粘膜を傷つけること以外に、血圧の上昇や、動脈硬化等血液の病気によって鼻血が出ることもありますので、出血量が多い場合、なかなか止まらない場合は注意が必要です。
正しい鼻血の止め方
鼻血が出たら
①慌てぜずに椅子などに座ります。
ここで顔を上に向ける方が多いのですが、血が喉に入ってしまいますので、吐き気や気分を悪くすることにもつながります
②脱脂綿を詰める
鼻の穴に適当な大きさ(小指の先くらい)の脱脂綿を詰めます。なければティッシュペーパーでいいのですが、血が固まったあと引き抜く時にその部分がくっついたままになったりするので再度鼻血が出ることがありますので注意が必要です。
詰め物はしない方が良いという説もありますが、鼻血が少量ならいいのですが、量が多い場合は詰め物をした方が良いです。
③小鼻をつまむ
親指と人差し指で小鼻の軟骨の部分をしっかりと押さえて圧迫します。
時間的には5~10分くらい続けてください。
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この3つのポイントが正しい鼻血の止め方になります。
もし、この処置をしても鼻血が止まらない場合、もともと血液の病気を持っている場合、大量の出血が起こった場合等は、通常の鼻血ではありません。
できるだけ早く耳鼻科で診療を受けることが必要です。
鼻血の予防法
鼻血が起こる原因は、ほとんどの場合が鼻を必要以上に触ってしまうことにあります。
鼻くそを取るときに奥の方まで指を入れたり、強く引っかいたりすることで血管が傷ついて破れてしまうのです。
又、鼻をかんだ時も強くかみ過ぎるだけで血管が破れたりします。
鼻血を防ぐための最大の予防法は、「極力鼻を触らない」ことです。
とはいっても、エチケットとして鼻もケアしないといけないので、できるだけ優しく丁寧に触ることが大切です。
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まとめ
鼻血の止め方については、鼻をつまんで止める等、各個人で色々と試している場合もあるようですが、基本的には述べてきたような正しい止め方をお勧めします。
もしこ方法で止まらないようであれば、それは別の要因で鼻血が出ている場合が考えられます。
血液系の病気(白血病、高血圧、動脈硬化、血友病、肝機能障害)によって出る鼻血はとても危険ですし治療には緊急を要します。
深夜、早朝であれば救急車での対応も必要かと思います。