子どもに教えよう!短期間で走る練習のコツと運動会当日のポイント
運動会のかけっこで速く走れると、かっこいいですよね。
でも、走るのが苦手なお子さんにとっては運動会はゆううつだと思います。

出典:http://toneliko.com/4532/
今回は、そんなお子さんに教えたくなる、早く走るコツについてご紹介します。
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スタートの姿勢をチェック!
スタートダッシュを決めるためには、構えた時に、体の力を抜くことがポイントです。
理想的な姿勢とは?
・目線を前方のななめ下に向けます。
・両手は軽く握ってこぶしを作ります。
・力を抜き、上体を少しだけ前に倒します。
・一歩目に踏み出す側の足を引きます。

出典
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はじめの一歩がどちらになるのか確かめる方法
①まず、両足をそろえて、まっすぐに立ちます。
②そのままの姿勢で、ゆっくりと体を前に倒した時に、踏み出した足がはじめの一歩になります。
その足で、最初に踏み出すと、すばやく走り出すことができます。
かけっこの練習方法
速く走るためのポイントは、大きく分けて3つあります。
①ヒジをしっかりと“後ろ”に引いて腕を振る。
一生懸命走ろうとすると、つい前に振ることに意識が向いてしまいがちですよね。
実は、思い切り後ろにヒジを引いた方が、速く走れる傾向があります。
その際には、ワキをしめてぶれないように行うことが大事です。
ゆっくりから、だんだんと速く振っていきましょう。
②できるだけヒザを高く上げる。
足の上げ方が足りないと、歩幅が狭くなり、速く走れません。
歩幅を大きくすることが、スピードアップにつながります。
まずは、その場でヒザが直角になるまで両足を交互に上げる練習を行います。
腕と足の動きが密接に結びついていることを体感するために、腕振りも一緒に練習しましょう。
まずはゆっくり動かし、ちゃんと足が上がるようになってきたら、少しずつ速く動かしていきます。
③親指の付け根付近に重心をかけ、力強く地面をけり上げる。
地面をしっかり蹴ると、速く走ることができます。
まっすぐに立ち、かかとがおしりにつくほど勢いをつけて蹴り上げる練習を両足交互に行うのが効果的です。
また、縄跳びをするのも、重心をかける場所を意識するために有効な方法です。
練習量は、1日あたり、それぞれ10回を3~5セットくらい行うのが目安です。
体力によって、回数は調節し、余裕があれば増やしていくといいですね。
走るのが速い人が、どのようなフォームで走っているのか、観察するのも参考になるのでおすすめです.
自分と体格が似ている人の走り方を真似してみるのもいいでしょう。
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本番の時に気をつけたいポイント
・スタートダッシュで遅れない。
速く走ろうと思うと、力んでしまいがちですが、力を抜いてスタートラインに立ちましょう。合図と同時に走り出せるように、事前に練習を重ねておくと安心ですね。
・ゴールをしっかり見て、よそ見しない。
視線を定めると、目標に向かってまっすぐ走ることができます。

出典
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まとめ
ポイントを意識しながら走る練習をすると、確実に速くなっていきます。
小学生であれば、それほど長い距離を運動会で走ることはないでしょうが、短い距離であっても、最後までスピードを落とさずに走り切ることができるだけの体力は必要です。
そのためにも、普段から外でよく遊んだりして、体力をつけておくといいですね。
運動会の本番は、どんなに練習をしていても、周りの様子がいつもと違うし、緊張してしまいがちですね。
暖かい声援を精一杯送ってあげて、どんな結果でもお子さんの頑張りをほめてあげてください。

出典
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