ひな祭りに食べる料理を作ろう。ハマグリじゃなくアサリでもいい?
2016/01/21

出典:http://takechann.at.webry.info/200703/article_1.html
ひな祭りの由来とは
桃の節句とも呼ばれる女の子の祭りであるひな祭りは、3月3日にひな人形を飾ったり、菱餅や桃の花などを添えて祝うイベントですね。
ひな祭りのメインはひな人形ですが、子供たちの事故とか病気とかを身代りとなって守り、健康で幸福な成長を願うという意味を込めて飾ります。
でももともとの由来は物忌み(ものいみ)や禊(みそぎ)で穢(けが)れを払う行事で、この汚れをひな人形にうつして川に流していたそうです。
ひな祭りに食べる料理

出典:http://cherin-mama.cocolog-nifty.com/photos/oyatu/photo_22.html
祭りごとには料理がつきものですが、ひな祭りにはどんな料理があるのでしょうか。
まずは、“ちらし寿司”ですね。これは多くの方が知っていると思いますが、それ以外の料理、食べ物をご存知ですか?
スポンサーリンク
なぜちらし寿司が食べられる?
ひな祭りの料理といえばちらし寿司ですね。
おせち料理と同じ縁起物として食されていますが、ちらし寿司そのものではなく、ちらし寿司に入っている具材にそれぞれいわれがあるのです。
エビは長寿を表し、レンコンは将来の見通しがいいこと、きぬさや(エンドウ豆)は健康、まめに生きる等を表します。
ただ、最近はいろいろな具材をいれて楽しまれている家庭が多く、寿司自体がお祝い善であると思っている方もいます。
【豆知識】
寿司という漢字は「寿(ことぶき)」を「司(つかさどる)」と読めるので、やはりお祝いの席にマッチしていますし、縁起がいい食べ物という意味も持っています。
スポンサーリンク
ハマグリのお吸い物は

出典:http://ameblo.jp/nagaisengyo/entry-10513138157.html
ハマグリのお吸い物もひな祭りの料理として定番です。
ハマグリの貝殻は対になっている貝殻でないとピッタリと合わないことから、一生相手とピッタリ寄り添うような、仲のいい夫婦を築いていくという意味があります。
ハマグリは結構高価ですし、そういった意味ではハマグリではなく、あさりやシジミを代用してお吸い物を作ってみてもいいのではないでしょうか。
ひなあられ

出典:http://www.dengonnet.net/articles/sweets/2009_03/
そのほかのひな祭りの食べ物として、ひなあられがあります。
何気なく食べているひなあられですが、白、黄、桃、緑色のあられが混じっていますが、これは四季を表していて一年中健康で幸せに過ごせるようにという意味が込められています。
【豆知識】
関東と関西で内容が違います。関東のひなあられは、ポン菓子に着色した甘めのお菓子で、関西のひなあられは、あられに塩、醤油で整えた、おかきような味付けになっています。
菱餅

出典 :
http://catchjapan.exblog.jp/12901838/
ひな人形の飾りのなかにもある“菱餅”ですが、ひし形に切った3色の餅を重ねたもので、いろいろと言われの説はありますが、長寿、魔除け、清浄などの意味が込められていま。
また、菱餅は“心臓”を表しているとも言われていて、人を思う心を大切に且つ健康で幸せが続くような思いも込められています。
白酒
お祝いごとに付きものがお酒です。
ひな祭りの時には「白酒」がふるまわれます。
白酒は、みりんに蒸したお米や麹をまぜて熟成させたもので、気力や体力を充実するという意味があります。
最近ではお子さんのことを考えてノンアルコール甘酒を用意する家庭が多いです。
ひな祭りは、一年に一度の女の子のための一大イベントです。
色々な意味を込めて盛大にお祝いしたいものですね。