インフルエンザA型の症状と対策!潜伏期間と治るまでの期間は?
2016/08/19
毎年流行するインフルエンザ。できれば毎年かかりたくないと思っていても流行はなかなかとめることができませんが、インフルエンザについて少しでも知識を持っていれば対処も早くできますし治りも早くなります。

出典:http://日本まとめニュース.jp/wp-content/uploads/2014/10/influenza-yobousesshu.gif
今日はインフルエンザのA型についてまとめましたので参考にしてみてください。
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インフルエンザA型とは?
インフルエンザのA型は、季節型とも呼ばれていて、毎年主に冬場に流行するインフルエンザの一種です。
A型の特徴は感染力が強く、咳やくしゃみなどの飛沫感染や、ウイルスが付着した手や衣類などからの接触感染によって、人から人へと感染していきます。
感染しないよう予防する方法としては、前もってワクチンの予防接種を受けたり、ニュースなどでインフルエンザ流行の兆しが発表された際に、前もって予防薬を服用しておくのが一般的です。
予防接種をしても感染力が強いのでかかってしまう場合がありますが、症状は軽くなりますし、回復も早くなります。

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A型に感染すると1~3日(長くても7日程度)の潜伏期間の後、38度以上の高熱が急に出ることが多く、悪寒や全身倦怠感、関節痛などが症状として表れます。
高熱のため頭は熱く感じますが、体は逆に寒気を感じてしまいます。
もしかかってしまった場合、治療方法としては、A型に効果のある吸引薬である「リレンザ」や飲み薬である「タミフル」を服用し、暖かくして安静にすることが一番です。
いずれのお薬もA型に対して効果が高く、病院で処方されていることから実績もありますし、また治療用として使用するだけでなく、感染しないように予防するためのお薬として利用することもできます。
発症してから48時間以内に服用することで、症状の悪化を防いでくれますので寒気や発熱などの症状が出ましたら早めの受診、薬の服用をお勧めします。
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治療の期間としては個人差やその年の流行しているウイルスによりますが、通常は約7~10日ほどで完治しますが、治ったと思ってもまだ体内にウイルスが残存している場合がありますので、周囲に感染を広げないために、体調が良くなっても2~3日ほどは様子を見ることが大事です。
もし、発症してしまったら、お仕事や学校などは無理をせずにしっかりと完治してから復帰することが大事です。

出典http://www.ama-clinic.jp/contents/uploads/ilm09_ad01004-s-png-300×212.png
インフルエンザA型は、インフルエンザの中で最も一般的なものであり、感染力が強く世界的に流行しやすいのが特徴です。
その理由として、A型はウイルスが変異する性質をもっているため、新型のA型ウイルスが生まれるとワクチンが存在しないため、治るまでに時間を要します。その結果、歯止めがきかずに大流行してしまうのです。
このA型は、ヒトだけではなく、鳥や豚・馬などの動物にも感染するという点も特徴であり、ニュースなどでよく耳にする「鳥インフルエンザ」は、実はこのインフルエンザA型に分類されます。

出典
http://www.okinavita.jp/image/site/alpha/pickup/2012/infuru2012/innfuru2012-top.jpg
インフルエンザA型が流行するのは、早ければ11月頃から発生しだい、2月くらいがピークになります。この時期は気温が低く空気が乾燥しているため、ウイルスが空気中を浮遊しやすくなり感染力が高まるためです。
そのためインフルエンザの予防対策としては感染を防ぐための手洗いやうがい、感染予防だけでなく乾燥を防ぐためのマスク、加湿、また睡眠や食事などの体調管理やしっかりと休息を取ることが大切です。
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