子供たちが老化してる?!強く元気な子供を育てる方法とは
2016/09/29
最近、子供たちが“老化”していると問題になっています。

出典
http://2.bp.blogspot.com/-fP_spW-5MI0/VCkbj36rdRI/AAAAAAAAnJI/KgVZ1NiHG_8/s400/korobu_kodomo.png
学校での骨折や、視力低下が年々増加する傾向にあります。
同じ姿勢を保てない、和式トイレでしゃがめない、片足立ちができない、前屈して手を床につけられないなど、バランス感覚や筋力の不足が指摘されています。
一体、子供たちの体に何が起きているのでしょうか?
今回は、子供たちの健康を守る対策についてご紹介します。
スポンサーリンク
低体温の子が増えている
平熱が低く、一日中元気が出ない子供たちが増えています。
体温が上がってくるのが夕方ごろになり、夜遅くなっても体温が下がらないため早く寝られなくなり、早寝早起きが難しく朝もご飯を食べられず、元気が出ないという悪循環に陥っている傾向が見られます。
【対策】
夜ぐっすり眠って、朝すっきりと起きるためのポイントを紹介します。

出典
http://1.bp.blogspot.com/-aUcDO0aDnJE/VJ6XKq39VYI/AAAAAAAAqGc/Er8Qx7cAdZc/s180-c/time1_asa.png
・朝起きたら、カーテンを開けて太陽の光を浴び体内時計をリセットする。
・眠る時は照明を消して、真っ暗な状態にして眠る。
・日が暮れたら、部屋の照明を落として明るすぎないように調整する。
・夜は、PCやスマートフォンなどの操作は控える。
日中は太陽の光をしっかり浴びて、夜は暗くすることで、眠りやすい状態になります。
寝室のカーテンは薄いものを選び、太陽の光が入りやすいようにしたり、カーテンを少し開けて眠る方法もあります。
外に街灯があったり、近隣の明かりが気になる場合もありますよね。
その時は、遮光カーテンで外の光を防いで、暗闇の状態にして眠り、起きたらカーテンを開けるのもひとつの方法としておすすめです。
スポンサーリンク
体を鍛える遊び
筋力やバランス感覚を養う昔ながらの遊びをご紹介します。
・けんけんぱ
ジャンプして着地する動きは、膝の屈伸や片足飛びを繰り返し行うため、筋力やバランス感覚、全身をコントロールする力をアップできます。

出典
https://2.bp.blogspot.com/-NngnI168jlY/V5NEI6DakwI/AAAAAAAA8hI/Ky5qXCkN5gc95XKsCAhAWzpUEmoeTv5KwCLcB/s180-c/hopscotch_japan.png
・だるまさんがころんだ
走ってピタッと止まる動きを繰り返すことで、ダッシュをするための瞬発力や止まった姿勢をキープするための筋力やバランス感覚が鍛えられます。
・おしくらまんじゅう
数人で腕を組み、背中で押し合う遊びです。
色んな方向から押されたり押すことで、バランス感覚や筋力を養うことができます。
人数が少ない時は、二人組になって向き合い、相撲のように押し合うことも同様の効果が期待できます。
体格が同じくらいの人と組むと、お互い鍛えられますし、体格差がある時でも、大きい人が踏ん張って、小さい人が押すようにするのも効果的です。
・鬼ごっこ
追いかけっこをするシンプルな遊びですが、走り続けることで持久力がつき、捕まらないように体をねじったり、色んな方向に走ることで柔軟性やバランス感覚、筋力も同時についてきます。
・ハンカチ落し
座っている人は、自分の背後にハンカチが落とされるかもしれない緊張感で、背後に意識をめぐらせ、ハンカチが落とされた時は、すばやく立ち上がり、鬼を追いかけます。
座った状態から立ち上がることで、足首や膝、股関節などの柔軟性と反射神経、下半身の筋力強化が期待できます。
鬼になった人は、気づかれないようにハンカチを落とすため、全身の動きをコントロールする力がつきます。
まとめ
現代は、車の交通量が増えて道路で遊ぶ機会も減り、防犯上外に出るのを控えたり、携帯ゲーム機の普及などで、運動をする機会が昔より減ってきています。
公園や学校の校庭や児童館などの安全で広いスペースで、活発に外遊びができる機会が増えれば、元気な子供たちが増えてくるのではないでしょうか。
この秋は、お子さんと一緒にストレッチや筋トレをして、家族で体力づくりしてみてはいかがでしょう。
スポンサーリンク