これは必見!焦げ付きやすくなったフライパンを元に戻す方法。
テフロン加工したフライパンは焦げ付きにくいですが、それでも使っている期間が長くなれば焦げ付きやすくなって料理の出来栄えも今一つといったようになります。
買い替えれば早い話ですが、それ以外は問題なく使えているフライパンを処分するのはもったいないですね。
そこで今回は、長年使って焦げ付きやすくなったフライパンを復活させるテクニックを調べてみましたのでご参考にしてください。
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テフロン加工って何?
中華料理屋さんで使っているようなフライパンは鉄でできていますが、家庭用のフライパンは最近はテフロン加工したものが大勢を占めています。焦げ付きにくいフライパンとして定着していますね。
ところで「テフロン加工」ってそもそもどんな加工なのでしょうか。
「テフロン」はアメリカの大企業デュポン社の登録商標で、“フッ素樹脂”のことをいいます。
フッ素樹脂は撥水性や防汚性に適しているので、雨具や長靴などの繊維商品にもコーティングされていますが、フライパンなどの調理器具にも同様に加工されています。
加工されたフライパンや鍋で調理すると、焦げ付きにくくなるのはこのフッ素樹脂の効果によるものなんです。
テフロン効果は長くは続かない?
テフロン加工した調理器具はしばらくの間はその効果を実感することができます。
しかし、使用頻度、使い方等によってその効果は半減する場合があります。
・空焚き
・金属性のヘラやフォーク等を使ってのフライ返し
・急激な温度変化(調理後に冷水をかけたりする)
・アルミや硬いたわしで洗う
・高温での調理
これらを継続して繰り返すとテフロン加工の効果はどんどん落ちていきます。
テフロン加工の効果は4年くらい持続しますが、2年ぐらいに半減してしまいます。
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効果が落ちた時はどうする?
テフロン加工の調理器具を使っているうちに焦げ付きやすくなるとすぐに買い替える方が多いそうです。
でも、もったいない気はしませんか?
確かに外観も汚れていて見た目も不潔そうであれば買い替える必要はあると思いますが、テフロン加工の効果以外は全く問題ないのであれば大変もったいないです。
そのフライパンや鍋が自分に合っていてとても気に入っているならなおさらです。そんな場合は、フッ素樹脂の塗り直しを検討してみてはいかがでしょう。
あまり知られていませんが、テフロンの再加工を行っている調理器具専門店があります。
費用的には2~3千円程度必要です。
自分でできるフライパンの復活方法
テフロン再加工は素人ではできませんが、自宅で焦げ付き癖をなおす方法はあります。
1. フライパンに食塩をひとつまみ入れたあと、火をつけて加熱
2. フライパンに火が通ったら木綿ハンカチやガーゼなどを用いて、食塩をフライパン全体に伸ばし、洗うような感じでこすります
3. フライパンの面全体をまんべんなくこすった後残った塩を捨てます
4. さっと洗い流して再度火にかけて水分が飛んだら、サラダ油を入れてキッチンペーパーなどでさっと拭く
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これらを行うことで次回調理するときは焦げ付きがなくなるはずです。一度試してみて下さい。
この効果はしばらく続きますが、テフロン加工しているわけではないので数年も持つわけではありません。
調理頻度にもよりますが、最低月に1回はこの方法でメンテナンスをすれば良いと思います。