即効性のある口臭ケア対策と口臭原因別の予防法
2016/02/10
口臭で悩んでいませんか?
口臭は意外と自分では気づかない場合が多いそうです。
例えば”他人と話をしているときに相手の口臭が気になった”とか、逆に”相手が顔を背けるような動作をした”といった場面に遭遇すると、自分も口臭が強いのかな・・と悩んでしまいますね。
もし自分に口臭があるかなと気になったら、是非その対策と予防について考えてみてください。
スポンサーリンク
ただ、口臭には色々なことが影響して起こりますので、その原因別に対処することが大切です。
食べ物による口臭
にんにく料理やニオイの強い香辛料を使った料理を食べたり、お酒を飲むと誰でも口臭は発生します。
この口臭は一時的なもので、消臭作用のある緑茶やミント系タブレット、ガム、アメ等を摂取したり、最近は口の中を拭き取れる携帯シートも販売されていますので、これらを使っての口臭対策が可能です。
又、小林製薬が販売しているブレスケアは即効性があり、口臭が弱ければ直ぐにニオイは消えますのでとてもおすすめです。
緊張・ストレスによる口臭
人によっては、緊張したりストレスを受けると喉がカラカラになって唾液が不足し、口の中が酸素不足により腐敗してしまい、生理的口臭と呼ばれる口臭が発生します。
この口臭は、唾液の量を増やすことで解消されますので、水分補給で口の中を潤したり、ガムや飴を口に含むことがポイントです。
会議での発表前や面接前等は水分を補給して口臭対策をしておきましょう。
歯周病や虫歯による口臭
口内の病気や虫歯が原因で起こる口臭は、まずはその病気を治すことから始める必要があります。
歯周病は歯垢(プラーク)が原因でこれが蓄積されるとニオイを発生します。
又歯槽膿漏に進行し膿が出てくるような状況になるとそのニオイは一気に強くなります。
スポンサーリンク
歯垢を除去するには丁寧な歯磨きが必要ですが、もしセルフケアで対処しきれない場合は歯医者さんによるフラップ手術で取り除くことも検討が必要です。
虫歯の口臭も歯垢が原因で、虫歯の穴の部分に歯垢がたまってニオイを発生します。
これも詰め物をしてしっかりと治療することが対策ポイントです。
消化器系の異常による口臭
口臭は胃の状態が悪い場合にも発生することがあります。
暴飲暴食や不摂生等で胃の消化機能が低下し、食べ物を消化しきれずに胃の中で発酵したような状態になるので、そこから食道を通って口からニオイを発します。
普段から消化器系、特に胃に負担をかけないように、規則正しい食生活を送ることや、胃に悪いとされるストレスをためないことも大切です。
又、便秘も口臭に繋がっていると言われています。
便秘になってしまうと腸に便がたまりガスが発生し、腸から血管を通って肺に達し口からニオイが発生するのです。
便に近い嫌な臭いですのでこれだけは避けたいです。
腸内環境もきれいにしておく必要があります。
舌の汚れによる口臭
スポンサーリンク
舌が汚れると口臭が起きます。鏡で舌を見てみてください。
「舌苔(ぜったい)」と呼ばれていますが、白くコケのようになっていれば注意が必要です。
食べ物のカスが舌に残って舌苔になり、細菌がニオイを発生させます。
対策としては、舌苔をきれいにすることですが、最近は舌を痛めないような「舌専用ブラシ」が販売されていますので、舌苔の部分をきれいに除去してみてください。
口臭対策のまとめ
今まで書いてきたように、口臭の原因となる要素は様々です。
口臭だからといって同じ対策を行うのではなく、まずは口臭の特徴や原因を知った上で対処することが大切になります。
日常生活を送る上で発生するような口臭は、お茶を飲んだり、マスキング効果のあるガムや飴等で対策が可能です。
しかし、お口や消化器官等の身体の病気の場合は、もう少し踏み込んで根本的に治療することも必要です。
まずは、自分の口臭の原因が何なのか・・・。それを知ることが重要なポイントです。