ムカデに刺された!病院が閉まってたらどうする?家庭での応急処置法
気温が温かくなるととても気持ちいい反面、いわゆる害虫も沢山発生してきますね。
小さい時に経験があるのですが、家の中にムカデが侵入してきて足首をかまれてしまいました。
ムカデ自体はまだ子供で小さかったのですが、痛みと腫れは覚えています。
マンションの上階ではあまり無いと思いますが、1階や2階、一戸建てにお住まいの方はどこからかムカデが侵入してくる可能性があります。
そこで、もしムカデにかまれた時にまずしなければならない応急処置方法を調べてみました。
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そもそもムカデはどこから?
いくらドアや窓を閉め切っていたとしてもムカデに限らず害虫は侵入してきます。
ゴキブリも同様ですね。
その多くはキッチンやトイレ、浴室の排水溝や、エアコンのダクト穴、換気扇、基礎の換気口などから侵入してくるケースがほとんどです。
欠陥住宅でなくとも、害虫が通るような細かな隙間はどうしてもでてくるので侵入を防ぐことはなかなか難しいのが現状です。
ムカデはゴキブリの卵を好物としているので、家の中で特にゴキブリをよく見かける家庭は気を付けて下さい。
家の中を常に清潔にしておくことが害虫侵入の最大のポイントになります。
ムカデにかまれた時の症状は
ムカデには鋭い牙がありセレトニンやヒスタミン等を含んだ毒を持っています。
この鋭い牙で肌を噛むので強烈な痛みが走りますし、同時に体内に毒素を侵入させます。
私はスズメバチにも刺された経験がありますが、ムカデに刺された時もその時と同じくらいの激痛を感じました。
激痛がしばらく続き次第に幹部が赤く腫れあがってきます。
人によっては、この後に頭痛や発熱が発生したり、嘔吐したりする場合があるようです。
こういった症状が出た場合は毒素が体内に回っている証拠ですから早めに病院で診察してもらう方が良いでしょう。
家庭での応急処置の3つのポイント
ムカデにかまれた時ですが、ムカデが小さかったり、深く噛まれていないようなときはあまり心配しなくていいのですが、大きいムカデの場合はできるだけ病院で診てもらいましょう。まずは家庭でできる応急処置法をご紹介します。
1)キンカン(虫刺され薬)を塗る
2)氷水、保冷剤などを当てて冷やす
3)焼酎を脱脂綿に浸み込ませ患部に当てる
“土日祝や夜間なので病院が閉まっている“このような場合は上記の3つのポイントを施して応急処置を行ってください。
毒素の量が少なければ、2~3日で痛みも治まり、腫れもひいてきます。
もし症状が回復しない場合は、早急に皮膚科で受診してください。
ムカデに刺された場合、適切な処置をすることで病院に行かなくても完治するケースが
多いですが、中にはアレルギー反応を起こしてアナフィラキシーショックになる場合も考えられます。
初期症状で発作や発疹が出るような場合は、夜間でも救急車対応で医師の診察を受けることが必要です。
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ムカデの退治方法
ムカデに刺されなかったとしても、発見した場合の退治方法もお知らせしておきます。
1)叩き潰す
これが基本ですが、ムカデは生命力が強い害虫です。
半分に切断してもまだくにゃくにゃ動き回ります。完全に息の音が絶えるまで叩きつぶしましょう。
2)熱湯に浸す
ムカデはゴキブリほど俊敏じゃありませんので、トングなどで掴むことは比較的容易です。
沸騰したお湯をバケツなどに入れてそこにムカデを掘りこみましょう。即効で死にます。
3)洗剤をかける
ムカデは皮膚呼吸をしていますので、台所洗剤を身体にかけることで死に至らしめます。
即効性はありませんが徐々に弱ってきます。
女性の方はこの方法が良いかもしれません。
見つけたらまず洗剤をかけて、動きが弱ってきてから捕獲して1)もしくは2)の方法でやっつけるのも方法です。
4)女性の方には凍殺スプレー
女性の場合、なかなか怖くてムカデに近づけない方も多いと思います。
最近は害虫にスプレーをかけることで凍らせて退治する商品が販売されています。
ムカデ対処方法まとめ
ムカデは湿気の多い梅雨時期から多く発生します。
突然ムカデに刺されてしまったり、目の前に現れるとどうしたらいいかわからないと思います。
すぐに対応できるように、事前に対処方法を頭に入れておいてください。
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