みょうがの本当の効能とちょっとした工夫でおいしく食べる方法
2016/05/10
そうめんや冷ややっこ、お刺身の薬味など…夏に食べたいさっぱりメニューには薬味がつきものですね。

出典http://asia.dip.jp/twilight/wp-content/uploads/2009/09/myouga.jpg
夏にぜひ食べたい薬味といえば爽やかな香りとしゃきしゃきの歯ごたえのみょうががお勧めです。
ですがみょうがは食べると「物忘れがひどくなる」「ぼける」など昔から言われていきました…本当なのでしょうか??
実はみょうがの栄養には意外な効能がありました。
今日はみょうがの意外な栄養について、そしてみょうがのおいしい食べ方をお話しします。
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☆みょうがを食べると「物忘れがひどくなる」は全くのウソ!!

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みょうがの成分の中には「α(アルファ)ピネン」という成分が含まれています。
その効能は大脳皮質を刺激する効果があり、ぼーっとした頭をシャキッとさせてくれたり、眠気を覚ましてくれる作用があるのです!!
というわけでみょうがは「物忘れがひどくなる」どころか「頭がスッキりさせてくれる」のです。
☆夏バテに効果的
また、みょうがには血行促進の効能があり発汗、呼吸、血液循環の働きを良くしてくれるため、冷ややっこ、そうめん、お刺身などのひんやりとしたメニューの薬味に使われることが多いです。
みょうがは体を冷やしすぎることがないように体温調節をしてくれる仕組みになっています。
またその効果とは逆にみょうがにはカリウムという栄養が豊富に含まれている為、体の中にこもった熱を冷ましたり、解毒にも効果があります。
体内にカリウムが不足してしまうと体内の水分量の調節がきかなくなってしまうため血圧が上がってしまったり筋肉を動かす機能が低下してしまい「だるい」「疲れやすい」という症状をもたらします。
このような夏バテの症状を回復させてくれます。
さらに胃の調子を整えて食欲を増進する作用もあるため夏バテ解消に役立つ食材とされています。
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☆みょうがのおいしい食べ方

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①薬味として
みょうがといえば薬味として食べるのが一般的ですがそのまま食べるとみょうがは少し灰汁が強く苦みを感じることもあります。
そんな時は刻んだ後に軽く水にさらすことでおいしくいただけます。
またみょうがは千切りにすると歯触りを楽しめますが、苦みをさらに和らげたければ繊維を断つように小口切りにして水にさらすことで食べやすくなります。
水にさらしすぎるとせっかくの香りも栄養素も逃げてしまいますので気を付けてください。
②火を通してもおいしい

出典
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みょうがは爽やかな香り、しゃきしゃきの歯ごたえを持つ食材ですが薬味だけではなく火を通してもおいしくいただけます。
お味噌汁にそのまま入れたり、油との相性もいいので天ぷらにしてもおいしいです。
また、夏バテ予防に効果のあるビタミンB1を多く含む豚肉やベーコンなどと一緒に炒めるとメイン料理としても活躍しますし、さっぱり食べることが出来ます。
☆さいごに

出典http://www.yamasanfood.co.jp/recipe/assets_c/2012/09/soumen-thumb-300xauto-133.jpg
いかがでしたか。
今日はみょうがの知られざる効能、そしておいしい食べ方をお話ししました。
暑さの続く毎日もみょうがを使った料理をたくさん食べて、頭も体もシャキッとさせて元気に夏を過ごしていきましょう。
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