意外と難しい?!プランターでゴーヤを大きく育てる成功法とは?
2016/06/24
夏の野菜といえばゴーヤ。もともとは沖縄や九州でメジャーな夏野菜で、料理としてはゴーヤチャンプルが有名ですが、今ではすっかり全国各地で食される食べ物になりました。
ビタミンc豊富で栄養も満点です!
さてそんなゴーヤですが、一般的には簡単に家庭菜園で育てることができると言われていますが、実を大きく綺麗に育てるにはある程度手をかけなければなりません。
そこで今回はゴーヤを上手に大きく育てる方法をご紹介します。

出典:http://www.farmersnet.net/user/mahae/goods_0/goods_0.html
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ゴーヤ苗の見極め方
早ければ4月末位、5月にもなると園芸店やホームセンターでゴーヤの苗が続々と店頭に並びます。
価格も100円を切る苗もあればその3倍もする苗もありピンからキリです。
最終的には苗が大きく育って、且つゴーヤの身も立派になることが大切ですので、苗のうちからしっかりした元気なものを選ぶことが必要です。
苗選びのポイント
ゴーヤの品種は色々とありますが、苗を選ぶポイントは同じですので、品種が決まれば以下の点を注意して苗を選びましょう。
・ゴーヤの葉の緑が鮮やかで害虫が付いた様子はないか
・節と節との間が詰まっており、本葉が3~4枚ついているもの
・株元が太くしっかりとぐらついていないもの
また、初めてゴーヤを育てる場合は、少し金額が高くなりますが、接ぎ木苗というものですと、病気にも害虫にも強く丈夫ですのでこちらもおすすめです。
ゴーヤを植える時期は?
普通家庭菜園でゴーヤを収穫するのは7月~8月の真夏の時期になります。

出典:http://www.irisplaza.co.jp/Index.asp?KB=KAISO&CID=4541
それを逆算すると、プランターに植え替える時期は遅くとも5月には準備したいものです。
この記事を書いているのは6月後半ですからもうすでに遅いかもしれません。
来年以降は是非4月~5月のうちに元気な苗を買って植えるようにしてください。
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ゴーヤの葉が黄色くなって育たない理由

出典:http://ganref.jp/m/canoneos/portfolios/photo_detail/7292b86815ef20f0af39be73513decb5
ゴーヤはもともと元気な植物で、初心者の方でも簡単に育てることができるといわれていますが、実は意外と難しいです。
プランターでゴーヤを育てる場合、しっかり普段の手入れをしないと葉っぱが黄色くなって上手に育たないケースが多いです。
いくら大きなプランターであっても、中に入れる土の量は限界があり、水やりと同時に土の中の養分が流れ出しますので、栄養が不足しがちです。
これはチッソとマグネシウムという養分が欠乏した状態になり、新しくできた上の葉っぱがしたの葉っぱの養分補給することとなり、葉が黄色くなります。
ゴーヤは単に水をやって日が当たればいいというものではなく、栄養不足を回避(追肥)することが必要なのです。
対策としては、チッソ、カリ等を含む肥料を10日に1回程度の割合で追肥します。また、水で薄めたニガリを与えることでマグネシウムの補給となります。
特に、最初にできた実が少し大きくなった頃にも肥料を与えることもポイントです。
ゴーヤ収穫を成功させる方法とは
プランターでゴーヤを立派に育てるポイントを挙げておきます。
①プランターはなるべく大きいもの(幅60センチ程)を使用し2株植える
②土はプランターのうちから2センチくらいの位置まで多めに入れる。
③土が乾いたら水をたっぷり与える
④定期的に肥料を与える

出典:http://www.shibushi-agri.net/cms/category/13
ゴーヤは一度植えれば放っておけばよいというような簡単な植物ではありません。
日々、水分は足りているか、栄養は足りているか、陽はよく当たっているか、これらを注意しながらしっかりと見てあげて下さい。
それさえキッチリできていれば立派な美味しいゴーヤの実を収穫することができます。
又、葉っぱも大きく育ちますので、まさに緑のカーテンとしての役割も担ってくれますよ。
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