友達に教えたい豆知識5選!意外と知らないものごとのルーツとは?
2016/05/15
なぜこうなったのかわからないことってたくさんありますよね。
例えばマラソンはなぜ42.195キロなのか。
由来が分かったら少し見方も変わるかもしれません。あなたはいくつ知っていますか?
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マラソンの距離

出展:http://gahag.net/007332-legs-marathon/
マラソンの距離といえば42.195キロですが、なぜこんな中途半端な数字なのでしょうか?
オリンピックのマラソンは1921年まで開催地の都市の状況によって距離が微妙にちがっていたそうです。
それを国際陸上競技連盟の会議で「ロンドンオリンピックの距離を正式な距離として採用する」と決められました。
ロンドンオリンピックのマラソンはもともと都心のウインザーからホワイトシティ・スタジアムまで約26マイルのコースが設定されていました。
ところが当時のイギリス女王アレクサンドラが自分の子供や孫にスタートをみせてやりたいからスタート地点を城の芝生の上に延長するよう要求しました。
そこでスタート地点が移動したためコースの距離が26マイル385ヤード(42.195キロ)になったのです。
うさぎの数え方

出展:http://www.misaki.rdy.jp/illust/doubutu/printsozai/usa02x03.jpg
うさぎは鳥でもないのにどうして「1羽2羽」と数えるのか不思議に思ったことはありませんか?
諸説あるようですが、実はこれ仏教の教えが関係するんです。
仏教には「獣を殺してその肉を食べてはならない」という教えがあります。
しかし貴重な食料源を得るために、うさぎ=鵜(う)鷺(さぎ)、うさぎの耳が鳥のようといった理由からうさぎを鳥と見立てました。
鳥は食べてもよかったため、手に入りやすかったうさぎを鳥とこじつけ食料にしていました。
「1羽2羽」という数え方が食用にするためだったとは驚きですね。
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正月に餅を食べるわけ

出展:http://forest17.com/syoku8/syok8_1184.html
私が小さかった頃は毎年家でおもちをつき、それを冬中食べていました。
当たり前のように正月=餅でしたがなんで正月に餅を食べるようになったのでしょうか。
それは、平安時代に遡ります。平安時代には正月行事に「歯固めの儀」というものがありました。
正月の三が日に硬いものを食べて長寿を願う儀式です。
ここで餅が食べられていたため、その風習が今でも残っています。
薬指に指輪をはめるわけ

出展:http://free-photos.gatag.net/tag/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E6%8C%87%E8%BC%AA
恋人や配偶者がいる人は左手の薬指に指輪をつけますよね。
なぜでしょうか?
古代ギリシャ時代、左手薬指の血管はまっすぐ心臓につながっていると考えられていました。
現代の日本でもそうですが、古代ギリシャにも心臓=ハート=愛のような概念があり、愛しあうもの同士が左手の薬指に「永遠・輪廻」を意味する輪をはめることで永遠に相手の心とつながるという意味合いができたのです。
七五三

出展:http://kids.wanpug.com/illust13.html
娘の七五三を祝った時「なんで7と5と3」なんだろうとふと疑問に思いました。
この習慣が生まれたのは平安時代だそうです。当時は乳幼児の死亡率が高く、7歳までに亡くなる子がとても多かったのです。
そのため今まで無事に成長したことへの感謝と、これからの将来と長寿を願いお祝いしました。
3歳は男女ともに髪を伸ばし始める「髪置(かみおき)」
5歳は男の子の衣服である袴を着る「袴着(はかまぎ)」
7歳は女の子が帯を締め始める「帯解(おびとき)」
年齢にはそれぞれこのような意味があり、男の子は3歳5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いします。
まとめ
今も行っていることが古代に由来するものが多く驚きでした。
ものごとには必ずルーツがあり意味があると思うと、楽しく覚えることができますね。
個人的にはうさぎの数え方にはこんな秘密があったのかと目からうろこでした。
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