爪のささくれって痛いですよね。原因と予防を徹底解剖します。
爪と皮膚の間に、見た目は爪の一部なのか皮膚の一部なのかわからない「ささくれ」が怒るのは誰でも一度は経験したことがあるかもしれません。
衣類、特にセーターなど繊維が細かい服に引っかかるととても痛いですし、引っ張りすぎて症状がもっと大きくなり「ひょうそ」と呼ばれる酷い状態になる場合もあります。
「ささくれ」ができる原因は?その予防法は?できた後のケアはどうすればいい?
このあたりのことを徹底的に調べました。
ささくれができる原因な何?

出典:http://donboolacoo.blog92.fc2.com/blog-entry-1253.html?sp
私はささくれができる主な原因は、爪切り後のケアがきっちりできていなかった事なのかなあと思っていました。
が、調べてみると、その原因の多くは①皮膚の乾燥によるもの、②手荒れ(炎症)、③栄養不足のようです。
特に多いのが「皮膚の乾燥」です。
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ささくれが起こる時期は、空気が乾く冬の季節に多く、家事で手の皮脂が失われ、保湿成分が減ることで、皮膚が乾燥してささくれが発生します。
そして「手荒れ、炎症」によるささくれは、特に敏感肌の方に多く、日常的に食器洗剤や洗濯洗剤を使うことで起こります。
「栄養不足」も多少影響しており、皮膚を作っているタンパク質やビタミンミネラル類の摂取が十分でないと皮膚を作り出す機能も弱くなり、ささくれにつながってしまいます。
ささくれの予防法
①保湿
ささくれの予防はその発生原因を知ることで対処できます。
まずは主な原因である肌の乾燥を防ぐとケアを行うということです。
冬場は特に保湿性ハンドクリームを塗りこんで常に保湿状態にしておきます。
あと、ネイルサロンでもよく使われますが、爪専用の「キューティクルオイル」というものもありますので、この塗布も有効です。
②炊事洗濯での注意

出典:http://kuririnko.blog.fc2.com/blog-entry-339.html
水回りの家事を行う場合、手への刺激が強い化学洗剤を使うことになりますので、敏感肌で手が荒れやすい方は面倒ですがゴム手袋を使うことをおすすめします。
又、洗い物をするときはぬるま湯を使ってください。
熱すぎるお湯を使うと肌の乾燥を余計に進めてしまいますので避ける方がいいです。
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家事が終わったあとはハンドクリームでケアも必要です。
③十分な栄養摂取
ささくれ発生の要因の一つが栄養不足です。
普段からバランスのとれた食事を摂ることが必要ですが、特に良質のタンパク質やビタミンB2、Cの摂取を意識してください。
・タンパク質を多く含む食品・・・肉、魚、牛乳、卵など
・ビタミンB2を多く含む食品・・・レバー、のり、小魚、全粉乳など
・ビタミンCを多く含む食品・・・ピーマン、パセリ、ゆず、レモンなど
ささくれが出来てしまったあとのケア
予防ケアをしていてもささくれはできてしまう場合があります。
もしできてしまったとしても、大事に至らないように早めに対処しましょう
①ささくれ部分の消毒とカット
②保湿クリームの塗布
③絆創膏(液体)で保護
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ささくれ部分を放っておくと衣服等が引っかかりより深い傷になり炎症を起こしたりしますから、小さい爪切りや先の尖ったハサミ等できれいにカットしてください。
液体絆創膏を使うことで家事もやりやすいですし、水をはじくので細菌の侵入を防ぐことができます。
まとめ

出典:http://healthil.jp/12876
ささくれはいつの間にかに発生し、何かが当たって痛みを感じて初めて気が付くことが多いです。
放っておくと細菌が侵入して化膿したり炎症をおこします。
もし指が腫れるような事があれば直ぐに皮膚科へ行くことをおすすめします。