洗濯物の嫌なニオイの原因は洗濯機にあった?!正しい洗濯機の洗い方
特に梅雨の季節、洗濯物を部屋干しすると生乾きの嫌なニオイが発生します。
ただ、ニオイの発生原因は部屋干しだけが理由ではありません。
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出典:https://bijinbu.me/articles/4990
実は本来、洗濯物をきれいに洗うはずの洗濯機自体がよごれていたり、カビがこびりついていたりすると、それが洗濯物に移って逆にニオイをつけてしまうことになります。
今回は、洗濯機を清潔に保つ方法についてご紹介します。
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洗濯機も洗濯が必要?
洗濯物を洗濯機で洗う時には洗剤や漂白剤、柔軟剤なんかを一緒に入れますから、イメージ的にも内部が汚れることはない印象を受けます.
でも、実は洗濯機は長期間使っているといつのまにか汚れやカビが付着し細菌が増殖して、洗濯物にも影響を及ぼします。
洗濯物をしっかりとキレイに洗い上げるためにも、洗濯機を定期的に掃除することが必要です。
掃除といっても、自分でゴシゴシと洗濯槽内部を洗うのではなく、洗濯槽専用の洗剤等を使って洗いますから誰でも簡単にできます。

出典:http://ascii.jp/elem/000/000/142/142856/index-3.html
ただ、洗濯機を掃除する上で注意すべき点を知っておいてください。
塩素系漂白剤と非塩素系漂白剤の違い
洗濯槽クリーナーには大きく分けて、塩素系のもの、非塩素系(酸素系)のものがありますが、どう使い分けすればいいのでしょうか。
①塩素系漂白剤
塩素系には、次亜塩素酸塩という成分が含まれていますが、この成分はとても強い殺菌効果があり、細かい細菌も分解してくれます。

出典:http://curasutas.jp/blog/archives/1512
細菌の増殖は洗濯機のニオイ、又洗濯物へのニオイの移りの元となるので、これを死滅させることで洗濯機を綺麗な状態に戻します。
今まで一度も洗濯槽を洗ったことがない方、半年に1回程度の掃除でいいという方には、この塩素系クリーナーを使いましょう。
注意点は、成分が強いので、直接肌にかからないようにする、ニオイを吸い込まない、頻繁に使用しない(半年に1回程度で良い)ということです。
②非塩素漂白剤
一方塩素を使用しない非塩素系(酸素系)の漂白剤は、主に過炭酸ナトリウムという成分が使われていて、この成分は泡を発生させることで、表面の汚れをしっかりと分解してきれいに落とす効果があります。
殺菌効果という点では、塩素系漂白剤と比べると劣りますが、使いやすさ、機械を傷めないという点では塩素系よりも安心です。
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洗濯槽漂白剤の上手な使い方
大きく分けて2つの種類がある洗濯槽漂白剤ですが、この2つをうまく使い分けて洗濯槽をきれいに保ちましょう。

出典:https://iemo.jp/10190
(洗濯機を購入して初めて洗濯槽を掃除する場合)
1.まずは非塩素系漂白剤で汚れを除去する
2.塩素系漂白剤を使ってカビを退治し、殺菌する
こうすることでしっかりと汚れを落とし、且つ細菌を死滅させてくれます。
(半年に1回のペースで洗濯機を洗う場合)
1.塩素系漂白剤を使って掃除する。
(1~2ヵ月のペースで洗濯機を洗う場合)
1.非塩素系を使って掃除することでキレイに保ち、機械も傷めない。
2.それでもカビ臭が出るようであれば塩素系を使って洗う。;
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