大人の夏の必須アイテム。センスの良い扇子の選び方とは?
2016/04/20
夏の暑い日、さりげなくカバンから扇子を取りだして仰いでいる姿を見るとそれが男性であっても女性であっても「素敵だな~」と惚れ惚れしちゃいます。
最近はお店でも沢山の種類の扇子が並んでいるのを見かけるようになりました。

出展:http://01.gatag.net/0010990-free-photo/
でも、扇子ってどんな風に選んだらいいのか迷いませんか?ここでは扇子選びに失敗しないよう良い扇子の選び方について紹介したいと思います。
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高い扇子と安い扇子の違い
扇子といえば古典芸能で使っているようなお高そうなものから、100円ショップで手に入るお手ごろなものまで様々な価格帯のものがありますが違いはどこだと思いますか。
それは素材の部位と加工にどの程度手間をかけているかだそうです。
ポイントは次の4点です
①重量感
扇子の骨は竹を加工して作られるそうなのですが、竹の外側部分は密度が高く強度も強いそうです。
内側の空洞に近い部分は強度的に不足していて親骨には向かないので中骨に使われます。
密度が高いと手で持ったときに重量感があります。
②畳んだ時のバランス
扇子の加工は手作業で行います。
そのため職人の技術によって扇子の品質が左右されます。
開いた状態の図柄が気に入っても、閉じてみて中骨がそろわず凸凹していないか確かめてください。
③仕上げの丁寧さ
④縁取りに合わせたデザイン調整
きちんと手間隙かけて作られているかというのも判断基準になるそうです。
紙と中骨を張り合わせた時に余分な糊がはみ出ることがあります。
この時、きちんと糊をふき取っているか、また扇子のデザインがきちんと扇子の形状に沿ったものになっているかなど確かめてください。
もし購入前に扇子を手に取ることができるようならば、これらをチェックしてみてください。
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夏扇子と種類
扇子と聞いて一般的にイメージするのが「夏扇子」です。
涼をとるために仰いで使うもので女性用と男性用があります。
夏という言葉が使われていますが夏以外にも一年中使うことができます。
夏扇子は実用性も高いことから誕生日プレゼントや京都のお土産で人気です。
[男性用] 約22センチで黒や紺などシックな色合いのデザインが多い

出展:http://www.yamatake-senpo.net/item/shinshi00161/
[女性用] 約20センチで花柄など色鮮やかなものが多い

出展:http://www.yamatake-senpo.net/item/fujin01528/
[男女兼用] 約21センチで老若男女使える大きさ
[紙製] 布製よりも風量は強いが耐久性は弱い
[布製] 耐久性が強く高級感があるので贈り物にも向いている
風量を重視するなら紙製、耐久性を重視するなら布製を選ぶのが良いようです。
おススメの扇子
プレゼントとして扇子を贈りたい場合、相手が年配の男性ならグリーン系などの落ち着いた色が人気のようです。
逆に若い男性の場合は、青や紺などの明るめの色が人気です。
女性用は種類が豊富なので相手の好みに合わせたデザイン選びをするのが一番ですが、一般的には若い方ならピンクなどのきれいな色、大人の女性なら紫などの落ち着いた色も人気です。
センスある扇子選びのまとめ
これからの季節、ひとつ素敵な扇子を持っていると活躍すること間違いなしだと思います。
自分用としても贈り物用としても、扇子選びの際にはぜひ手にとってしっかりモノを確かめて購入してください。
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