整形外科医がすすめる靴選びから始める腰痛予防方法とは?
腰痛の原因の一つに“身体の歪み”が考えられています。
カイロプラクティックや整体を施してくれる先生も、腰痛の悩みで訪れる患者には身体の歪みを治すことからはじめるようです。
身体の歪みは、重心が偏った歩き方をしていることも影響しています。
私のかかりつけの整形外科医のドクターは、正しい姿勢を維持するには歩き方が大切で、靴選びも非常に大切と言っています。
今回は腰痛を防ぐための靴の選び方について調べてみました。
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靴のかかとを見て下さい
まず新名が普段使っている靴のかかとの部分を見て下さい。
前後左右に均等にすり減っていますか?それともどちらかに偏ってすり減っていますか?
後者の場合は、重心が偏った歩き方をしているということになります。
腰椎は骨盤の上に載っていて、その骨盤は足で支えられていますから、そういった偏った歩き方をしていると、骨盤が歪んで腰椎を痛め腰痛の原因となります。
女性の場合は、かかとの高いハイヒールを頻繁に履く方は注意が必要です。
かかとが高くなれば、自然に下っ腹を前に突き出すような姿勢になり、それを修正しバランスをとるために胸から上は猫背状態になります。
この姿勢はスウェイバックと言われていて、普段からこの姿勢をとっている腰痛持ちの方は非常に多いです。
歩くことは、腰痛を予防したり、緩和したりするに効果的でもありますが、履く靴の選び方を間違えると腰痛を悪化させる可能性があります。
靴を選ぶ時にどういった点に注意すべきかご紹介します。
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腰痛を防ぐ靴の選び方
素人の方が腰痛を防ぐために、どういった靴の選び方をすればいいか、いくつかポイントを挙げておきます。
1)靴の底の着地面積がなるべく広く、床に置いても安定しているもの
2)縫製や接着部分が丁寧に作られているもの
3)ヒールの場合、高さは3センチ前後がおすすめ。又、ヒールの部分がかかとの中心にあり、左右のバランスがいいもの。
4)靴をたわめてみて、ある程度弾力があって硬すぎないもの。
5)くるぶしが当たらない程度に、靴底の深いもの。
6)靴底にある程度のクッション性があるもの。
7)足の甲の部分がきつすぎない、紐があたったりしないもの。
8)靴の中に手を入れて、凸凹やしわがないもの
正しい靴のまとめ
購入前にはこれらのチェックポイントを確認するようにしてください。
靴を変えることだけで正しい歩き方に変わります。
正しい歩き方を続けることで身体の歪みも強制されていきます。
又、足のサイズは左右で異なりますから、靴を購入するときは必ず左右とも靴を履いてフィットするかどうか確かめましょう。
意外と片足だけ履いてこれでいいやと決めてしまう方が多いようです。両足ともに履いて少し売り場を歩いてみるのが良いです。
あと、購入する時間はできれば夕方にしましょう。
足のサイズは朝起きてから時間がたつにつれて、むくれて大きくなります。
ですから例えば午前中に買うのであれば少しだけ余裕があるサイズを、夕方以降に購入するのであればベストフィットの靴を選びましょう
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