紫外線予報に注意!日焼け止めの選び方と効果倍増の使い方
2016/03/11
子供の頃は真っ黒に日焼けをしていると、元気にたくさん遊んだ証拠ということで誇らしくすら思えたものでした。
しかし、年を重ねるにつれお肌への負担が気になるようになってきました。

出展:http://www.skincare-univ.com/article/000073/
実際、紫外線をたくさん浴びるとシミやしわの原因となり肌の老化につながるそうです。
そこでここでは日焼け止めの選び方と使い方とについてご紹介します。
しっかりと対策をして美肌を目指しましょう。
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紫外線って何?
「紫外線」という言葉はよく耳にしますが、実際どんなものなのでしょうか?
太陽の光には、目に見える光と目に見えない光があるそうです。
この目に見えない光の中に「赤外線」と「紫外線」があります。
「紫外線」は波長の長さによりUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)に分けられますが、地表に届くのはA波とB波だそうです。
A波の肌への影響
・太陽から届く紫外線の9割を占め、肌に急激な作用はないが蓄積的なダメージを与える
・肌のハリやツヤを失わせる
・メラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる
B波の肌への影響
・太陽から届く紫外線の1割だが肌に強い作用を与えるため、短時間でも肌が赤くなったり黒くなったりする
・炎症やシミの原因となる

出展:http://www.takumi-film.com/contents/syoenetaisaku.html
気象庁のホームページを見ると、紫外線量は7~8月に最も多くなると書かれていますが、紫外線の9割を占めるA波は5月にピークを迎えるため早目の紫外線対策が必要なのです。
日焼け止めの選び方
では、どのように日焼け止めを選べばよいのでしょうか。
私も経験がありますが、売り場に行くとやたらたくさんの種類がありどう選んだらいいのか分からなくってしまいます。
結局一番効果がありそうな数字の大きなものを選んでしまうのですが。

出展:http://www.enjoytokyo.jp/beauty/jikenbo/uvrays/spf.html
日焼け止めのパッケージを見るとどれもSPF、PAの表示があります。
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SPFとは
主にUVB(B波)の防止効果を表していて、整数値で2~50、それより大きい場合は50+で示される
数字が大きいほど防止効果が高くなる
PAとは
UVA(A波)の防止効果を表している
PA+ 効果がある
PA++ かなり効果がある
PA+++ 非常に効果がある
PA++++ 効果が極めて高い
これだけ見るとSPFの数字が大きくてPAの+の数が多いものを選べば安心!
と思ってしまいがちですが、効果が高いほど肌への負担も大きくなるそうです。
そこでシーンに合わせた使い分けが必要になってきます。

出展:http://www.jcia.org/n/pub/use/c/03-2/
またSPFの数字は単純に足し算できないため、SPF20の化粧品とSPF30の化粧品を使ってもSPF50の効果はでないとのことです。
これらを参考に必要なシーンに合わせた日焼け止めを選んでみてください。
日焼け止めの効果的な塗り方
せっかくシーンに合わせた日焼け止めを選んでも、塗り方が正しくないと効果が半減してしまいます。
そこでポイントをまとめてみました。
・外出の30分前に塗る
・塗る前はすっかり保湿する
・思っているよりも量を多めに取り、延ばしすぎない
・塗るというよりトントン叩くような感じで日焼け止めをのせていく
・日焼けしやすい場所には重ね塗り
・2時間ごとに塗りなおす
これらのポイントを踏まえて日焼け止めを使うと、だいぶ違いがでてきます。
まとめ
紫外線が気になるこれからの季節、早目はやめの対策が必要です。
日傘や帽子、アームカバーなどのアイテムを取り入れるとより効果的に日差しを防ぐことができます。
また日焼けによって肌がほてった場合、軽いやけどと同じ状態なので濡れタオルや冷水などでクールダウンしてください。
正しい知識を身につけて守ったお肌はきっと5年後10年後に大きな財産となります。
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