スタッドレスタイヤの交換時期の目安は?距離?それとも年数?
豪雪地帯にお住まいの方は冬の時期ってスタッドレスタイヤは必須ですね。
でも最近は上空の寒波が太平洋側まで下がってきて、都会の道路にも積雪が発生することもあります。
そういった意味では、普段あまり雪が降らないエリアに住んでいる方もスタッドレスタイヤの装着はより安心です。

出典:http://sakamototire.com/rental
では、スタッドレスタイヤへの履き替え交換時期はどの時期が多いでしょうか?
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ほとんどの方は、雪が振る前に装着することが多く、地域によっては12月くらいから行い、タイヤショップやガソリンスタンドもかなり混雑します。
逆にノーマルタイヤへ戻すのは3月に入って、”もう雪は降らないだろう”というくらいの時期にされる方がほとんどで、これらは判断も難しくありません。
一方で判断が難しいのは、スタッドレスタイヤの寿命です。
新品で購入してから2シーズン目以降のスタッドレスタイヤは、経年劣化や走行距離等の状態によってその効果も変わってきます。

出典:http://sakamototire.com/rental
ノーマルの夏タイヤは基本的にはタイヤの溝が浅くなったら(スリップサインが出たら)履き替えるという判断ができますが、スタッドレスタイヤは例え溝が結構残っていたとしてもそれだけの効果(グリップ力等)を得ることができず、買い換えなければならない場合もあります。
今回はスタッドレスタイヤの寿命や使用の限界について、又筆者自身が体験したタイヤを安く購入する方法をご紹介します。
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スタッドレスタイヤの寿命は走行距離?
タイヤの寿命を考えるとき、まずタイヤの溝の深さをみることがポイントです。
運転免許教習所でも習うと思いますが、スリップサインが出ると交換時期です。
一方スタッドレスタイヤの場合は、タイヤの側面の矢印マークの延長線上プラットホームという目印があって、ここが出てくると交換時期であると判断できます。

出典:
http://s-goodservice.com/2015/10/30/post-227/
路面の状況やタイヤ性能、車両重量によって変わりますが、走行距離にして2万キロ程度が交換目安になるようです。
スタッドレスタイヤは冬の数ヶ月間だけ装着するものですから、1シーズンの走行距離を3千キロとすると単純計算で約6~7シーズン(6~7年)程度使えるということになります。
しかし、ここで注意が必要です。
スタッドレスタイヤの寿命は経過年数も見る
スタッドレスタイヤは雪上や氷上でも滑りにくくするため、タイヤのゴムがよりくい込むように普通のタイヤより柔らかくできています。
新しいうちはいいのですが、経年によりだんだんとそれが固くなってきます。
そうすると性能が落ちていくとともに、硬化することでタイヤにヒビが入ってしまいバーストの危険性もでてきます。

出典:http://www.aihiro.com/blog/2015/10/studless-lifespan
オフシーズン中の保管状態にもよりますが、スタッドレスタイヤの寿命年数は3~4年と言われています。
これは走行距離が少なくても同じなので、先程単純計算で約6~7年程度使えると書きましたが、経過年数もタイヤ寿命のポイントとなります。
タイヤの側面には4桁の数字が刻印されています。
タイヤを購入する際は性能や銘柄を見るだけでなく、この部分もチェックして新しいタイヤを購入するようにしましょう。
(安売りセール品は製造年月日が去年のモデルであったりする場合がありますので注意が必要です)。
タイヤの寿命年数は3~4年ですが、保管状況等によって変わってきますので、タイヤ専門店などでは、タイヤの硬さを測る硬度計を設置している場合があるので、そこで測ってもらうのも良いと思います。
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