腰痛持ち必見!生姜風呂はぬるま湯が決め手です!生姜風呂の作り方
私は冬に良く生姜湯を飲みます。
特に外出先から帰ってきて飲むと、それまで冷え切った身体が一気に温もるからです。
生姜は身体を温める効果があるといわれていますし、消炎作用や鎮痛作用等の働きもあるので積極的にとりたい食材ですね。
そんな生姜をお風呂に入れて心身のリラックスと身体の芯から温める健康法があります。
腰痛や肩こり、ひざ痛等の症状をお持ちの方は是非試してみませんか。
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腰痛や肩こりの痛みを抑えるには
筋肉や関節の痛みが発生する理由として、血液の流れが悪くなることが挙げられます。
人間の身体はよくできていて、血行を良くするためにプロスタグランディンと呼ばれるホルモン物質を分泌します。
逆にこのホルモン物質を分泌することが要因で痛みを発生させる作用が働きますので、腰痛や肩こり、ひざ痛等の関節痛などの痛みがでてくるのです。
これを逆手にとって、常に身体をあたためて血液の流れを良くする状態にしておけば、そうのようなホルモン物質は分泌されることはなく、痛みも出てこないことになります。
あなたも経験があると思いますが、お風呂に入ると腰痛やひざ痛が一時的に緩和され楽になります。
そこで、お風呂に生姜を入れることでより効果的に身体を温めることをおすすめします。
生姜風呂の作り方
生姜をすりおろしてガーゼやハンカチなどに入れて口を閉じてお風呂に浮かべるだけです。
1)生姜1個(約70~80g)をすりおろしてガーゼに入れて輪ゴムや紐で縛ります。
2)湯船に浮かべて15~20分程度浸かる
生姜に含まれる成分のジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオール等には血管を拡張して血の流れを良くする作用があります。
又、発汗作用もあり美容効果もあります。
この生姜湯につかると、肌自体が柔らかくなり、ショウガの成分の吸収も良くなりますので、普通の入浴よりも血流が良くなって体温もあげてくれます。
又、先述したように、ショウガの辛み成分は、消炎作用や鎮痛作用も期待できるので、特に腰痛や肩こりなどの関節痛の痛みに非常に効果的です。
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生姜湯のポイント
生姜湯に入ってよりその効果を高めるにはコツがあります。
お湯の温度は高い程温もりそうな感じがしますが、実は生姜湯の場合はぬるま湯がベストなんです。
38~39度ぐらいのぬるま湯に生姜を入れてゆっくりと20分近く浸かることで、十分温まります。
お風呂から上がった後も汗がどんどん出てくるほどポカポカになります。
又、ショウガの香りはリラックス効果もありますので、良質な睡眠に導くこともできます。
お風呂場でできる腰痛緩和対策
もし腰痛をお持ちの方であれば、生姜湯につかるだけでなく、湯船の中でやってほしいことがあります。
身体が十分に温まってきたら、湯船の中で正座をしてみてください。
正座をしているときの背骨の弯曲は、実は私たちが正しい姿勢で立っているときの背骨の自然な弯曲に近いといわれています。
特に腰痛持ちの方は、大腿直筋といわれるひざを伸ばす筋肉が縮まっていることが多いのですが、正座をするとこの筋肉を伸ばすことができます。
湯船の中での正座なので負担をかけずにすることができるのもポイントです。
是非ご家庭のお風呂で生姜湯を作って試してみて下さいね。
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