儲からない?!太陽光発電の買取価格は5月が最も高かった!
3年ほど前に実家のリフォームに合わせて太陽光発電約3kwを屋根に取り付けました。
当時は1kw当たりだいたい60万円位していたのですが、最近は競争も激化して当時の価格の半額30万円位で取り付けることができるみたいで、すごく安くなりました。
その分、発電した電気を電力会社が買い取る金額も当時と比べて低くなっているようです。
さて、実際に私が太陽光発電を取り付けた経験に基づいて、色々なウンチクをご紹介します。これから取り付けを考えている方に参考になればと思います。
スポンサーリンク
太陽光発電でどのくらいの収入がある?
太陽光発電はその設置する容量によって売電できる量が変動します。
当然ながら、大きい要領の機器を設置した方が発電量も増えますので、できるだけ大きな容量の太陽光発電を設置した方が良いです。
しかし、容量が大きいとその分イニシャルコストも高くなりますし、設置できる屋根の大きさも影響してきます。
その点を踏まえて販売業者に相談するのが良いでしょう。
私が設置しているのは約3kwの機器です。
2015年1月から12月の1年間での売電収入で見てみると約75,000円となっています。
一方、実際に使用した電気量の請求額は約203,000円です。差し引きすると年間の電気代は13万円くらいで月額にすると11,000円ほどです。
2世帯で6人家族ですので、すごく安いと思いませんか?オール電化ですのでガス代はありません。
できるだけ晴れてほしい?
太陽光発電は日照時間が長ければ長いほどたくさん発電してくれます。
1年間を通して最も発電量が多く売電収入が多い月は、5月と10月で、最も少ない月は1月、2月です。
5月の日照時間が一日平均で8時間ぐらい、2月で4時間弱でした。
当然雨や曇りの日が多い場合は、日照時間が少なくなりますので、太陽光発電を取り付けた者にとっては晴れる日が多いことを望みますね(笑)
10年後の買取金額はどうなる?
太陽光発電で作った電気を電力会社に買い取ってもらう場合、買取単価が設定されています。私が設置した当時は1キロワット当たり42円という金額で、上記の数値もこの単価42円を乗じた数字です。
最近はこの単価が33円まで少なくなってきているようです。
しかもこの単価42円は設置後10年間だけであり、それ以降、買い取ってくれるのか、そうでないのか、まだはっきりとはわかっていません。
恐らくですが買取制度は続くものの、その価格は10円台位まで落ちてくるような気もしていますので、このような恩恵を受けるのは10年間だけと認識しています。
いずれにしても太陽光発電の買取単価は減少傾向にありますし、次年度以降又下がる可能性もありますので、もし太陽光発電の設置を検討されているのであれば、なるべく早い時期に導入された方が賢明です。
又、大容量の機器を選んだ方がより良いと思いますが、屋根の形状や向き、イニシャルコストアップ等の考えたうえで選ぶことが必要です。
スポンサーリンク
あと、屋根の向きや周辺環境にもより発電量が変動します。日が当たりやすいか、周辺の建物が日陰を作っていないか等の要因で、期待した以上の買取金額が得られない可能性もあります。
蓄電池も設置した方が良いかも
最近は太陽光発電と同時にセットで蓄電池を設置する方も増えているようです。

出典:http://future-r.co.jp/?page_id=3416
私の家のように太陽光発電だけ設置している場合、余った(使い切れなかった)電気を電力会社に売り、発電が無い場合は電力会社から電気を買います。
しかし、蓄電池を設置すると、例えば夜間の安い時間帯に蓄電池に電力を充電し、昼間の時間に使用して、電力会社に売る電力量を増やすこともできます。
又、蓄電池を設置すると停電時に重宝します。
蓄電池の容量にもよりますが、冷蔵庫やテレビ、照明器具等、必要最低限の電化製品が約10時間程度使えるようになっています。
平成27年度はこの蓄電池に対して国から補助金がありました。
平成28年度以降はどうなるかわかりませんが、もし予算的に余裕がある場合は蓄電池導入の検討もなさっては如何でしょう。