失敗しない梅干しレシピ。今年こそ梅干しを上手に浸けてみよう!
2016/03/11
毎年6月頃になるとスーパーに青梅が並んでいるのをよく目にします。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/4887/
1度は梅干を漬けるのに挑戦してみたいと思いつつ、難しそうだし、手間もかかりそう・・・と躊躇していたあなた!
実は簡単にできる方法があるんです。
これを参考に今年こそ梅干デビューしてみませんか?
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梅の選び方
失敗しない梅干を作るために重要なのはまず梅を選ぶところから。
選ぶ時のポイントは
・表面に傷がなく、形がまるく整っていて、粒がそろっているもの
・果肉の厚いもの
・酸っぱい梅干が好きな方は青いもの、マイルドが好きな方はやや黄色に熟したもの
すっかり黄色くなって熟しすぎたものは果肉が破けやすいので避けたほうがよいようです。
ジップロックで漬けて瓶で干す
簡単にできる梅干の方法として、ここでは皮がやわらかい瓶干し梅干のレシピを紹介します。
重石やザルは不要です。
[材料] 1kg分
・梅 1kg
・粗塩 180g
・焼酎 1/2カップ
・しその葉 100g~150g
・しその葉をもむための塩 20g
・ジップロック 2枚
・ガラス瓶 1個
・重石の代わりに使う辞書や厚い本 梅の重さの2~3倍

出典:http://marron-dietrecipe.com/tsukemono/tsukemono_umeboshibin.html
[作り方]
①アク抜き
梅をきれいに水洗いする。完熟の場合はアク抜き不要。水洗いのみでよい。
半熟の場合はボウル等に水を張り、梅を2時間ほど漬けアクを抜く。
爪楊枝でひとつずつ梅のヘタを取り除く。
清潔な乾いたふきんでしっかり水気をふき取る。
②塩漬け
梅をジップロックに入れる。
梅の重さに対して18パーセントの塩を入れる。
焼酎を入れる。
混ぜ合わせ、袋の空気を抜き、しっかりジップロックの口を閉める。(念のため袋を2重にしても良い)
袋に入った梅を平らにして、重石代わりの本を乗せる。
梅酢が十分に出るまでこのまま置く。
③しそのアク取り
しその葉から茎部分を取る。
葉を水洗いし、水気をよく切る。
しその葉の20%の塩を用意し、まず半分を振る。
強くもんでアクを出す。
残りの塩を振り、再び揉みアクを捨てる。
④赤ジソの漬け込み
しそに梅酢を加えると赤く発色し、赤梅酢ができる。
消毒したガラス瓶に梅と揉んだしその葉を交互に入れ、一番上がしそになるようにする。
赤梅酢をかけ、ふたをして冷暗所に置く。
⑤土用干し
7月20日から8月6日ころまでで晴天の続く日に、1週間くらい昼間だけふたを開けて瓶ごと日に当てる。
土用干しの後はすぐに食べることもできますが、1~2ヶ月経つと味が落ちついてさらにおいしくなるようです。
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カビさせないポイント
せっかく作ったのにカビが生えてしまったなんてことになったら悲しいので、以下のポイントに注意してください。
・容器の消毒をしっかりする
・塩の分量をしっかり量る

出典:http://marron-dietrecipe.com/tsukemono/tsukemono_umeboshibin.html
白くなっていてもカビではなく、塩とクエン酸が結びついた結晶だったり、耐久性の酵母の可能性もあるようです。
カビが生えても多少なら、取り除いた後焼酎をたして消毒しておけばOKです。
慌てず対処してくださいね。
まとめ
今までは買っていた梅干もポイントさえ抑えれば家で簡単に作ることができます。
梅には免疫力アップや抗菌作用、疲労回復効果などさまざまな効能があります。
また、美容効果やストレス、不眠解消の効果もあるので健康管理に役立ちそうですね。
私自身、今まで梅干に挑戦したことはないのですが、幼い頃毎年実家の祖母が漬けていた梅を食べるのが楽しみでした。
自分も子供にそんな思い出をつくってあげることができたらいいなと思います。
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