沖縄のビーチは既に海開き?もし海開き前に海で泳いだらどうなる?
なんだか気分的に落ち込み感のある梅雨のシーズン。
その嫌な梅雨が明けると夏本番となり、海水浴やマリンスポーツが楽しい季節になります。
早く真っ青な海に飛び込みたいものですね。
さて、暖かい沖縄の海水浴場では、3月から4月にかけてオープンしますし、本州でも6月末から7月上旬にかけて海開きが行われます。
そこでちょっと気になったのが、なぜ“海開き”って言われるんだろう・・ということです。
別に海は誰のものでもないのだし、いつでも開いているので自由に泳げばいいんじゃないのって。そこで、海開きの疑問について調べてみました。
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そもそも“海開き”って何?
その時期になるとテレビや新聞で各地での“海開き”のニュースが報道されますが、実際どんなことを海開きというのかご存知ですか。
海水浴ができる季節になると、まずは水温を調べて、水質を検査したり、砂浜や水中にあるゴミ類を除去した入りして海水浴ができる状態にします。
その上で、“この海で泳いでも大丈夫ですよ~”といった意味で「海開き」宣言がされます。まあ、地元のお墨付きっていうことですね。
同時に海の家をオープンしたり、安全面からライフセーバーなどの監視員を設置したりして、お客さんが事故やけがを起こさずに、且つ海水浴を楽しんでもらえる状態にすることを「海開き」って言うのです。
海開きの時期はいつ頃?
海開きの判断基準の1番はやはり水温です。
水温が冷たすぎては泳ぐことができませんし、思わぬ事故が発生する場合もあります。
そういった意味では気温の高い地域から海開きの宣言をしていくことになります。
まずは日本で最も海開きが早いのは沖縄ですね。本州では桜のつぼみが膨らむ3月下旬から続々と海開きが宣言されます。
サクラ前線の用のだんだんと北上していき、本州でも7月にはオープンするところがほとんどです。
有名なのが和歌山の白浜海水浴場で、テレビの情報番組等で、毎年必ずと言っていいほど定点カメラで海水浴場の様子を映し出しています。
ここはゴールデンウィーク真っただ中の5月の初めごろには海開きとなっています。
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海開き前に泳いだら怒られる?!
まだ海開きの宣言がされていないのにもかかわらず、若者たちが既に海水浴を楽しんでいる姿を見かけますが、あれって問題ないのでしょうか。
答えは、“特に問題はありません”なのですが、もし何かあった場合等、全ての上で自己責任になるということを覚えておいてください。
海開きしていないということは、砂浜や海中のごみがきれいにされていない状態なので、例えば瓶やガラスの破片が砂浜に残っていて大けがをする可能性もあります。
又、水質が悪くてもし飲んでしまった場合はお腹を壊したりする可能性もあるのです。
海開き前には遊泳禁止や立ち入り禁止になる海水浴場もありますので、もしそれが見つかればきつく指導されますよ。
海開きシーズンまとめ
早く青い海で泳ぎたいですね。でもやっぱり海開きの宣言がなされてから行かれた方が良いです。
海開きの当日は色々なイベントが企画されていることが多く、飲み物や食べ物がふるまわれたりする海水浴場も増えてきています。
インターネットで気になる海水浴場のページで確認してみてくださいね。
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