指輪が外れない!病院に行く前に試したい5つのテクニック
私の知人がある福祉施設の調理補助の仕事に就職したとき、”結婚指輪は外すように”と指導されたそうです。
調理補助とは言え、食材を扱う仕事もあるので当然外すべきですね。
で、その知人は早速指輪を外そうとしたのですが、指がむくんでいて最初はなかなか外すことができず、いろいろ試した結果最終的にはなんとか外すことができたようです。
焦らずにじっくりと取り組めば、殆どの場合、指輪は外れますよ。
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なぜ指輪が抜けないのか
結婚指輪を外さないといけない環境があって、いざ外そうとするとなかなか抜けないことを経験された方は意外と多いと思います。

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/chana884/52964343.html
その原因は指がむくんだり、体重が増え指も太ってしまったこと等が考えられます。
指先は身体の先端に位置していることから、冷えによる血行不良が起こりやすく、特に女性の場合はむくみやすい部分なのです。
気が付けば隙間が全くないぐらいに指輪が食い込んでいる場合の対処法についてご紹介したいと思います。
1)まずは油で滑らせる
まず第一にやってほしいのが、クリームや油を指輪の部分に塗って滑りを良くする方法です。
おすすめは、肌にやさしいオリーブオイル、弱酸性系の洗剤やハンドクリムなどです。
指輪の部分にこれらを摺り込み、徐々に指輪を回転させながら、ゆっくりとずらしていきます。
最も厄介なのは関節の部分です。この部分でひっかかるようなら、指輪の周りにある肉を押し込んでいくようにしてずらしていくと抜けやすいです。、
2)事前にむくみをとる
指のむくみ自体をとってから行うと意外に簡単に取れる場合があります。
指のむくみを取るには指の運動を繰り返し行うことが必要です。
まずはグーの形で指を握り、その後大きく指を広げて、グーとパーを繰り返し続けて10回程度を3セット行います。
次に、両手の指を広げた状態で、小指から反対の小指まで順番にピアノの鍵盤を押すように下げて元に戻す動作を行います。
往復×3セット行います。
これらの指の運動により、指先の血液の流れが良くなりむくみがとれやすくなりますので、指輪を外そうとするときだけでなく、普段から入浴時に行うと良いでしょう。
3)温めて血流を良くする
2)とも関連しますが、指先の血流をよくすることがむくみ解消の近道です。指先を温める機会を増やして血流を良くしましょう。
お風呂以外に指先を温める方法として、洗面器に40°前後のお湯を溜めて、そのまま10分程度お湯に手を浸けます。
又、熱く熱した蒸しタオルを指先に巻いて温めるのもいいです。
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4)手のツボを押さえよう!
手にはたくさんのツボがあります。

出典:http://4healthcare.jp/00353/
親指と人差し指の骨付け根の少し上の肉が盛り上がっている部分を「合谷(ごうこく)」と言いますが、頭痛や歯痛、肩こり等、痛みを抑えてくれるツボがあります。
ここのツボを数秒押さえたり離したりして刺激を与えることで、指のむくみを改善してくれる効果が期待できます。
5)タコ糸を使った指輪の外し方
年配の方は、タコ糸を使って指輪を外すやり方をご存知の方は多いと思います。
少しテクニックが必要ですが、1)~5)で外せなかった場合に是非チャレンジしてみてください。
一人では難しいので二人でやってください。
①タコ糸2本を指先の方向から指輪の隙間に入れて20センチ程出します。
②手前の糸を指輪に沿って指先の方に強めに巻きつけます(1センチ位)。
③①で出した糸を手前に引き上げながら、②で巻いた糸を少しずつほどいていきます。
④数ミリ移動しますので、再度①~③の手順を繰り返します。
⑤関節の部分を超えれば指輪は外れます。
この方法は糸で指を締めつけるので指がうっ血しまったり、指の色が変わってきたりしますので、あまり時間をかけずにやることをおすすめします。決して無理をしないでください。

出典:http://www.geocities.jp/ayu60435474/ring.htm
自宅でできる指輪を外す方法まとめ
むくんだ指から指輪を外すテクニックをご紹介してきました。
これだけやってもどうしても外すことができない場合がありますので、その時は最終手段となりますが、病院やジュエリーショップなどに行き、リングカッターで切断してもらいましょう。
自分でペンチを使って切断する人もいらっしゃるようですが、危険でケガをする可能性もありますので控えましょう。
できるだけ切断したくはないですが、指のことを考えると最後の手段として頭に入れておいてください。
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