あなたはできていますか?残暑見舞いの正しい書き方と出し方
近況報告がてら、疎遠になっているあの人に、残暑見舞いを出したい。

出典
http://www.post.japanpost.jp/kamome/images/p_bunrei/p_bun_hagaki3.jpg
でも、改めて考えるとどうやって書けばいいの?いつ出せばいいの?と考える方もいらっしゃると思います。
今回は、残暑見舞いの書き方についてご紹介します。
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いつ出すもの?
暑中見舞い状は、梅雨明けから立秋までの間に出すもので、暑見舞い状は、立秋以降から8月いっぱいまでに送るのが一般的です。
ちなみに、今年(2016年)の立秋は、8月7日となっています。
注意すべきことは?
頭語、結語は必要なし。“拝啓”、“敬具”といった通常の手紙で用いるあいさつの言葉は不要です。
冒頭のあいさつ
一般的には
「残暑お見舞い申し上げます」
友人に送る場合は
「残暑お伺い申し上げます」
などが代表的。
他にも、あいさつ文としてよく使われる言い回しをいくつかあげておきます。
・暦の上では秋ですが・・・
・立秋とは名ばかりで・・・
・朝夕の気配は、秋めいてまいりましたが・・・
結びのあいさつ
一般的には
・ご自愛なさいますようお祈り申し上げます。
友人あての場合は
・どうかご自愛のほどを。
などがよく見られます。
厳しい暑さが続くのももう少し。体に気を付けてお過ごしください。という気持ちを込めて。
ちなみに、「ご自愛ください」という言葉は、“自分の体を大切にする”という意味があるので、「お体をご自愛ください」と書くと二重の意味合いになってしまうので要注意。
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暑中・残暑見舞い状の返礼
相手へ送ってくれたことに対するお礼の気持ちを伝えます。
「例文」
このたびは残暑お見舞いをいただきありがとうございます。
残暑見舞いを出す時期を過ぎた時は、普通の手紙のように頭語・結語に時候の挨拶を添えて。
「例文」
拝啓 残暑厳しき折ご家族様におかれましてはお変わりなくお過ごしのことと存じます。このたびは、ご丁寧に残暑お見舞いをいただき、ありがとうございました。
時候のあいさつに相手の安否を気遣う文面を書きだしに持ってくるのが一般的です。
印刷する場合は、ひと言自筆でメッセージを。
プリントすれば、見やすく仕上がりもきれいですよね。
でも、そこに送る相手へのあなたの言葉が直筆で添えられていれば、よりうれしく感じられるのではないでしょうか。
相手が喪中であっても出してよい。
暑い時期に相手の体調を気遣う季節のあいさつであれば、喪中であっても差し支えありません。
ただし、出す時期を49日以降にすること、デザインや文面は派手にならないよう控えめにするなど考慮すべき点には注意が必要です。
くじ付きハガキでプラスアルファの楽しみも
普通のハガキであっても問題はないですが、くじが当たる期待感もあるかもめ~るで送るのもいいですね。
全国の郵便局の他にも、コンビニエンスストアでも販売されているので、手軽に購入できますね。
今年の販売期間は6/1から8/26となっています。
海のデザインとひまわりのデザインの2種類出ています。

出典
http://trend.reviewtide.com/wp/wp-content/uploads/2014/05/shochu2016-1.png

出典
http://trend.reviewtide.com/wp/wp-content/uploads/2014/05/shochu2016-2.png
まとめ
学生時代の友人、お世話になった先輩・先生など、引っ越しをしたり、卒業や就職などの環境の変化で、ご無沙汰している人のことをふと思い出して、どうしているのかなと気になったり、自分の近況を伝えたい。
でも、突然電話をかけたり、メールを送るのも気が引ける。
そんな時、残暑見舞いなどの季節のあいさつでさりげなく気持ちを伝えてみるのはいかがでしょう?

出典
http://4.bp.blogspot.com/-hPK4oKj2_og/VbnRqx2KenI/AAAAAAAAwOw/d0js0DZO5GU/s180-c/post_tegami_toukan.png
いつもよく会う友人・知人にも、普段の会話では言えない思いを伝えるのも、素敵なサプライズになります。
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