駐車場で当て逃げされた!保険はどうなる?予防策は?
2016/01/21
当て逃げほど悔しいものはありません。どこにその怒りをぶつけていいのやら・・・。
こればっかりは防ぎようがないかもしれません。
そこで気になるのが自動車保険での対応です。
当て逃げの場合の保険金請求等についてちょっと調べてみましたのでご参考にしてください。
当て逃げの場合、保険はどうなる?
当て逃げされた場合、どんな状況であっても、相手がわからない限りは自損事故とみなされて同様の扱いになります。
ですので車両保険に入っていなければ全額自己負担で修理しなければならないですし、車両保険でもエコノミー保険(車対車の事故のみ)であれば同様に全額自己負担です。
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又、オールリスクの一般車両保険であっても、例えば免責金額を10万円で設定している場合、修理代金が10万円以下であれば、結局保険を付けた意味がなくなります。
又、10万円を超えたとしてもあまり金額が大きくなければ次年度以降の保険料を考えると保険を使わない方がいい場合もあります。
いずれにしても、当て逃げは相手が誰だかわからない限りは自分で直すしか手がありませんので、保険料は割高になりますが、一般車両保険付き免責ゼロに入っていたほうが賢明だと思います。
犯人が判明した場合
当て逃げした相手が見つかった場合は、もちろん相手の保険会社に修理代金を請求することができます。
こちらは完全に停まった状態なので、過失割合は100:0で全て相手の保険で修理できますし、保険料金にアップはありません。
しかしながら、実際には当て逃げ犯人を見つけることは非常に難しいですので、ほとんどの場合が泣き寝入りで被害者が自ら支出しているような現状です。
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当て逃げ対策とは
当て逃げを防ぐ明確な方法はありません。
が、ある程度リスクを避けるように普段から気を付けるようにしておきましょう。
少なくとも駐車場に車を止める場合は、入り口近く等の出入りが激しいエリアには停めずに、少し離れた場所で広めの駐車しやすいような場所を選んで停める方が良いです。
監視カメラがある場所ではカメラに映るエリアに駐車していると、事故発生後にそのカメラ設置会社に許可を取って映像を確認できる場合があります。当てた車の車両番号が判明すれば、それを証拠に相手に損害を請求できる可能性もあります。
まとめ
もちろん、当て逃げされたからといってその駐車場を運営している業者やスーパーなどの小売店には請求できることは皆無です。
先述したように、カメラを設置しているところであればその映像を開示してもらうよう要求することができる程度です。
当て逃げ事故については、繰り返しになりますが、もしもの事に備えて一両保険に入っておく方が賢明です。
その時に注意しなければならないのは、車対車の事故しか対象にならない割安のエコノミー保険の契約にはしないこと(保険金が出ません)です。
又、免責額(自分で負担する額)の金額設定をゼロにするのか、5万円にするのか、10万円にするのか、車両保険料の総額を見ながら選ぶことも大切です。
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