「ぐうの音も出ない」の「ぐう」の意味と正しい使い方
2016/01/23
この間テレビドラマを見ていたら、刑事役の役者が「ぐうの音もでないくらいの証拠を見つけろ!」というセリフを言っていましたが、ふと反応してしまいました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=CLnt6n1dkGo
あまり日常生活の中で使うようなことはなく、使うものちょっと恥ずかしい感じも受けますが、この「ぐう」って何なのか疑問に思いました。
ぐうの音というくらいだから、何からしらの“音”を表現しているのだとは思いますが、気になりましたので実際に調べてみました。
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ぐうの音も出ないの意味
ぐうの音も出ないは、反論や弁解が全くできない、一言も返す言葉がなく閉口してしまうjといった意味です。
先ほどのドラマの役者が発していたセリフでもその意味は分かると思います。
では「ぐう」って何?
「ぐう」が何であるか・・。色々と説はあるようです。
広辞苑では、呼吸がつまったり、物がのどに使えたりして苦しい時に発する声を表す、とありますが、この説が有力です。
確かに、何も反論できない状況を表すには適していますね。
一方、もう一つの説が日光東照宮のぐうであるということ。
日光東照宮は徳川家康が祀られているのはご存知と思いますが、その人物の偉大さを表して「宮の音も出ない(ぐうの音も出ない)」と説です。
まあ、豆知識としてこの二つの説があることを知っておいてください。
上司に対して「上司がぐうの音も出ないくらい販売実績を挙げる」、ライバルに対して「ぐうの音も出ないくらいの記録を出す」。
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こんな使い方がありますが・・・・実際はあまり使わないかな。
ちなみに、「ぐうの音」というラーメン屋さんもあります。

出典:https://twitter.com/goo_no_ne
それほど美味しいということだと思います。