ペットショップに行く前に考えたい!保護犬の里親になる方法。
2016年9月20日から26日は動物愛護週間です。

出典
http://1.bp.blogspot.com/-Rr_coDquGtM/UzoaD8xfsvI/AAAAAAAAeyY/JysIA0x7ceI/s180-c/pet_dog_boy.png
ペットブームで、犬や猫以外の動物も家族の一員として飼う家庭が多くなりましたね。
そして、何らかの事情で飼えなくなった時に捨てられるケースも多くなっているようです。
そんな動物たちを救うためにできることはあるのでしょうか?
今回は、保護犬の里親になる方法について調べてみました。
スポンサーリンク
保護犬の里親になるには
飼い主に捨てられてしまい、動物愛護センターなどに一時的に保護されている犬を家族の一員にしたいと思ったら、どんな方法があるのでしょうか。
・最寄りの動物愛護センターや保健所に問い合わせる。
(地域によって、里親の対応があるところとないところがあります。ホームページや電話で問い合わせると確実ですね。里親になるための条件は、各地方自治体により異なる部分はありますが、共通する点が見られます。)
・成人であること。(未成年や高齢者は対象外の自治体もあります。)
・家族全員が、飼うことに賛成している。
・一生責任をもって飼う覚悟がある。
・飼うのに適した住環境である。(マンションやアパートなどの借家で、飼育が認められている)
・不妊・去勢手術など繁殖制限が必要であることを理解している。
・経済的な余裕がある。
・しつけや糞の始末など飼い主として責任をもってする。
・蓄犬登録や、狂犬病の予防注射(年に1回)など、飼い主としての義務をはたす。

出典 http://3.bp.blogspot.com/-uVmOfGPbj2w/VixCHVZ51eI/AAAAAAAA0JA/6UzgW627-Ds/s180-c/pet_fun_kataduke.png
生涯、責任をもって最後まで飼うには、強い決意と覚悟が必要なんですね。
・譲渡会に参加する。各センターや保健所では、健康管理をした後に、里親になってくれる方に、無料で保護犬を譲る会が定期的に開かれています。譲渡される犬や猫は、ホームページ上で公開されていたり、会場で対面ができるシステムになっていることが多いようです。
譲渡前の事前講習会
保護犬の譲渡を希望する方に、正しい飼い方を知ってもらうために適切な情報を伝えるため、開かれます。
ほとんどの地方自治体で、里親を希望する方の参加が義務づけられています。
講習会は、できるだけ家族全員で参加されるのをおすすめします。
犬の飼い方やマナーについて、共通の認識をもつことがとても大事です。また、飼い主を対象にした、犬のしつけ方教室や、飼い方教室も、多くの地方自治体で開かれています。
環境省の収容動物検索情報サイトに全国の各自治体での事前講習会や、しつけ方教室についての情報が一覧で掲載されています。
スポンサーリンク
成犬から飼い始めるのは大変?
「子犬から飼わないと、なつかないのでは?」と心配する方も多いのですが、生活環境によっては、むしろおすすめできるケースもあるんです。
・はじめて犬を飼う家庭
・高齢の方だけの家庭
・留守がちな家庭(共働き、一人暮らしなど)
成犬のメリットは?
・子犬よりも手がかからない。
しつけがすでにできていて、子犬よりも落ち着いているので、ゆったりと犬と暮らしたい方にはぴったりですね。
・性格や大きさがすでにわかっている。
問題のある部分が把握できているので対応しやすく、ライフスタイルにあった犬を選べば飼いやすいですね。
・健康管理が子犬と比べて楽。
ある程度免疫力もついて、経験によって危険を回避できる能力も上がっています。健康な成犬であれば、病院にかかる回数も、子犬より少なくなり医療費の負担も軽減されます。
保健所や、動物愛護センターに収容される犬や猫のほとんどは殺処分されてしまうという現実があります。

出典
http://1.bp.blogspot.com/-NMlvsCB1p1Q/U-8FtNQTPdI/AAAAAAAAkws/rCxRzt6RCtY/s180-c/pet_syobun.png
飼う前にじっくり検討して、家族で話し合うことが大事です。
スポンサーリンク