ホタルイカはどう食べる?新鮮なホタルイカの見分け方
2016/01/04

出典:http://www.hamasaka.com/wpblog/?p=113
淡路、阪神地区では春の訪れを感じさせるのが、「いかなごのくぎ煮」ですが、北陸地方や山陰地方などの日本海側では「ホタルイカ」が春の風物詩とも言えます。
ホタルイカの解禁日は例年3月1日で、3月から5月までの期間楽しむことができますが、最盛期は4月中旬からで、最も旬で美味しい時期が3月下旬から4月下旬といわれています。
昨年2015年も3月1日に初水揚げされましたが、漁獲量は例年と比べてもまずまずの量で今年2016年も同程度の水揚げを見込んでいるそうです。
ここは、価格面で一般消費者に大きく影響しますので、より多くの水揚げを期待してしまいますね。
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生のようで実は冷凍もの?

出典:https://www.flickr.com/photos/yokow/4331482/
ホタルイカを生で食べている感覚をお持ちの方も多いと思いますが、実はそれは生ではなく、一旦冷凍して解凍したものを食べているのです。
ホタルイカの内臓には、旋尾線虫といわれる寄生虫がついていますので、獲ってそのまま食べてしまうと、腸閉塞等を起こすこともあるので注意が必要です。
その寄生虫はマイナス30度以上の急速冷凍で壊滅しますので、ホタルイカを生で提供しているお店やお魚屋さんでは、そういった処理をしたものを仕入れていますので、普通にお店で購入する様な場合は問題ありません。
ホタルイカは旬の時期になると、産卵のために海岸付近に集まってきますので、場所によっては簡単に堤防や岸壁で獲ることができます。
そのような場合、間違って生で食べることがないように豆知識として覚えておいてください。
ホタルイカの美味しい食べ方

出典:https://www.flickr.com/photos/tigtig/3437302033/
ホタルイカの食べ方では、釜茹したホタルイカを酢味噌をあえて食べるのが最もポピュラーですね。
逆にこれ以外にどうやって料理すればいいのか想像もつかない感じもします。
そこで、ホタルイカを使った美味しい料理をご紹介します。
ここでは詳しいレシピは書きませんが、どんな食材と相性がいいのか、どんな味付けがいいのか、等の視点でご紹介したいと思います。
「フライ」・・・サクサクした衣の触感にイカの甘みがプラスして絶妙です。
「炊き込みご飯」・・・見た目が少しグロテスクな感じもしますが、イカ自体のうまみ成分がご飯に染みつじて濃厚な味になります。
「甘露煮」・・・ちょうどいい大きさなので甘露煮するにはぴったりです。
「塩辛」・・・普通のイカよりも味が濃厚です。ご飯がすすみます。
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新鮮なホタルイカの見分け方
どうせ食べるなら新鮮で美味しいホタルイカを選びたいですね。」

出典:http://hisagon.blog3.fc2.com/blog-entry-1397.html
ホタルイカの場合も、普通のイカと同じように、身体はもともと透明ですから、身が透き通ってきれいな身体をしているものを選びましょう。
鮮度が落ちているものは身が白くなっています。
又、大きな目で黒々としているものを選びましょう。
中にはくすんで曇ったようなイカもありますので。
先ほども書きましたが、生で食べる場合は注意が必要です。
寄生虫がいる場合が多いので、もし生で食べるなら寄生虫がいる内臓を取り除いてから食べるか、もしくは一旦冷凍にして寄生虫を滅してから食べるようにしてください。
冷凍にしたとしても、もともと鮮度が高いホタルイカであれば冷凍して解凍したとの味も絶品です。
イカってあまり栄養がないのでは?という思いの方もいらっしゃると思いますが、ホタルイカの内臓にはビタミンEがたっぷり含まれていて、ウナギのそれ以上です。
そういった意味では内臓も食べたいですから、やはり冷凍したうえで内臓も含めて食べた方がいいです。