インフルエンザを経験してわかった知っておきたい解熱剤のまとめ
今年も暖冬とは言いながら、やはりインフルエンザは流行しました。
あなたはどうですか?私自身もインフルエンザにかかってしまい、約5日間寝込んでしまいました。
その時インフルエンザを治療する上で、頭痛や発熱時に使っている解熱剤には色々な種類があるということを知りました。
今回は解熱剤について記事にしたいと思います。
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発熱!一気に38.5℃まで上昇
前夜から身体がだるいなあと思いつつ次の朝起きるとなんだか熱っぽい・・・。
熱を計ると37.8℃。食欲もなく朝食を抜いてしばらく寝ているとどんどんつらくなってきて、次に計るとなんと38.5℃まで上昇してました。
これはだめだと思いかかりつけの病院で受診してみるとインフルエンザの診断がでました。
私の場合B型ということで、イナビルと呼ばれる治療薬で吸入薬を処方してもらいました。
容器に入った薬を数回吸い込むだけで治療は終了、経口薬の処方はないとのことでした。
ただ、熱は今後続くかもしれないので解熱剤も処方していただきました。
熱のことを医師に聞いてみた
その時に医師に聞いてみたのですが、インフルエンザによって伴う発熱は普段頭痛薬として服用している市販のバファリンのようなアスピリン系解熱剤は、逆に身体に負担をかけてしまうということを教えてもらいました。
今回、医師が処方したのはアセトアミノフェン系のカロナールという薬でした。
ただし熱を出すことはインフルエンザ菌と戦って抵抗力をあげている証拠だから、熱が39度近くなって且つどうしても苦しいときだけ服用しなさいと支持されました。
インフルエンザで使う解熱剤とだめな解熱剤の整理
解熱剤で調べてみました。
大人の場合はそんなに心配はしなくてもいいようですが、特に小さな子供さんの場合、インフルエンザで発熱したときにアスピリン系の解熱剤を使ってしまうと、まれに脳症を引き起こす可能性が少なからずあるそうです。
安易に素人が薬を選ぶことはやめて医師の指導に従うことが必要です。
インフルエンザの発熱に使っていい解熱剤
1)アセトアミノフェン系解熱剤
病院でよく処方されるのが、「カロナール」で、これは子供であっても安全に服用できる薬です。
経口薬が苦手な子供さんにはよく座薬が処方されますが、アルピニーやアンヒバといった座薬があります。
市販で販売されている解熱剤としては、「タイレノール」や「ノーシンピュア」です。
子供用としては「小児用バファリン」「ノーシンホワイトジュニア」、これらがアセトアミノフェン系の解熱剤になります
2)イブプロフェン系解熱剤
インフルエンザ発症時の解熱で使用して安全な薬がイブプロフェン系のものです。
市販薬としては「エスタックイブ」です。また、「バファリンルナ」という市販約もありますが、これはイブプロフェンとアセトアミノフェンの2つが配合されていますから、これも服用して問題ありません。
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インフルエンザの発熱に使ってだめな解熱剤
アスピリン系解熱剤をインフルエンザ発熱時に服用してしまうと、脳症を引き起こす可能性があります。
特にお子さんには使用しないよう注意が必要です。
市販薬ではバファリンAやバファリンプレミアムは有名ですが服用しないでください。
特にバファリンシリーズは名前が色々あり、それぞれ配合されている内容がことなりますから購入時はそれがアセトアミフェノンなのか、イブプロフェンなのか、アスピリンなのか、確認してから購入するようにしましょう。
あと、最近効果が高いと評判のロキソニンですが、現状ではインフルエンザ時には使用しないほうがいいでしょう。
解熱剤まとめ
インフルエンザ発症時は医師の処方によりリレンザ、タミフル、イナビルなどの抗インフルエンザ薬を服用します。
この薬にはウイルスの増殖や症状を軽くする効果はもちろんですが、熱も抑える効果もあります。
基本的にはこれだけで、後はしっかり栄養をとって休息するのが一番です。
どうしても高熱が出て身体がしんどくてつらい場合のみ解熱剤をとるようにしたほうがよさそうです。
■アセトアミノフェン系医薬品
(大人用)
主な処方薬品 | 主な市販薬品 |
•カロナール | •タイレノール •イブA錠、イブA錠EX •ノーシンホワイト •ナロンエース •バファリンルナ •新セデス |
(子供用)
主な処方薬品 | 主な市販薬品 |
•アンヒバ座薬(乳児および小児) •アルピニー座薬(乳児および小児) •パラセタ座薬(乳児および小児) |
•小児用バファリンCII(3~15歳未満) •ノーシンホワイトジュニア(3~15歳未満) •小中学生用ノーシンピュア(7~15歳未満) |
■アスピリン系の医薬品
主な市販薬品 |
•バファリンA •バファリンプレミアム •ケロリン |
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