2016冬の感染症を防ぐ手洗いの正しい方法とコツとは
2016/11/21
最近、感染性胃腸炎(ノロウィルス)やマイコプラズマ肺炎などの感染症が流行しています。

出典
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インフルエンザや風邪が流行り始める季節でもありますね。
今回は、手洗いの方法についてご紹介します。
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手洗いをするのはどんな時?
感染症を予防するための対策として真っ先にあげられるのが手を洗うことですね。
外から帰ってきた時、トイレに行った後、食事の前、料理を作る時など一日の中で手を洗う機会はたくさんあります。
手洗いが手荒れの原因になることも
手を洗う習慣は感染症の予防のために大事ですが、洗いすぎて手が荒れてしまうこともありますよね。
アルコール消毒や薬用せっけんを使うのは、感染症対策としてよくあげられますが、頻度が高くなると、手荒れがひどくなってしまうのが気になります。
皮脂や水分が奪われると手荒れの原因になりますが、手を洗わないわけにもいかないですよね。
次に、おすすめの方法をご紹介します。
1分間水で手を洗う
ポイントは、「手を洗う時間」です。目安は1分間で、童謡の1番くらいの長さになります。
東京都立衛生研究所において実施された手洗いの実験では、1分間の手洗いで残った菌の残った割合は水洗いのみで平均48.3%、せっけんを使って水で洗った時の平均は49.7%でした。
日常生活の中で、ちょっとした時の手洗いの時おすすめします。
調理前はお湯とせっけんで2度洗いがおすすめ
感染症の対策を万全にしたい時は、せっけんを使って2度洗いしてお湯で洗い流す方法が有効です。
水分をペーパータオルなどでしっかりふき取って、アルコール消毒を併せて行うとより効果的です。

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手洗いのコツ
・洗い残しを防ぐため、腕時計や指輪などのアクセサリー類は外して行うのがいいですね。
・1度だけ洗うよりも2度洗う方が効果的です。
・お湯(40℃くらい)で洗うと水洗いよりも汚れが落ちやすくなります。
・薬用せっけんや逆性せっけんを使うのも有効です。
・せっけんは、よく泡立てて使うのがおすすめです。
・手を洗った後は、ハンドクリームなどで保湿をすると手荒れ対策になります。
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洗い残しが多い場所は?
指先や爪の間、手の甲や親指などは洗い残しが多い場所です。
利き手も洗いにくいせいか、利き手でない方よりも洗い残しが多くなりがちです。
手を洗う・洗い流す・乾かす時は、時間をかけてまんべんなく丁寧に意識して行うのをおすすめします。

出典
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外出先での手洗い
外出先のトイレに、手洗い用のせっけんがないこともありますね。
私は、除菌効果があるハンドジェルや、小さい紙せっけんを持ち歩いています。
紙せっけんは、切手ほどのコンパクトなサイズで場所を取らず、持ち歩いても邪魔にならないので、いざという時便利なアイテムです。
この頃は、さまざまな香りやデザインのものがバラエティ豊富にそろっているので、自分の好きなタイプのものを選べば手洗いも楽しくなりますね。
紙せっけんは、濡れた手ではべたつくので、乾いた手で取り出すように注意してください。
また、トイレに手を拭くためのペーパータオルなどがない時もあるので、ハンドタオルやウェットティッシュなどはいつもバッグに入れておくのがおすすめです。
私は以前、医療機関で働いていたのですが、頻繁に手を洗っていて手荒れが悩みでした。
ちょっとした時でも、毎回薬用せっけんでしっかりと洗っていたのがかえって刺激になっていたのかもしれません。
軽く手を洗う時は、水だけで長めに洗って、必要な時だけせっけんをつけて丁寧に洗うようにするなど、目的に合わせて手の洗い方を変えるのをおすすめします。
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