今年は大量発生に注意!毛虫に刺された時に最初に対処すべき事
ピンクの桜の葉が落ちて、葉桜になった頃には毛虫が多く発生します。
見た目にも気持ち悪いし、刺されるとその痛みは強烈ですから気を付けたいものです。
温かくなるにつれてその数はどんどん増えていますが、特に今年は暖冬だったこともあり、例年より発生数は多いと予想されます。
毛虫は桜の木だけに集まるのではなく、どこでも住み着きますから、普段生活している中で知らないうちに服の上に落ちてきたリ、気づかないうちに素手で触ってしまうこともあります。
もしそういった場面で毛虫に刺されてしまった時の初期対応を誤ってしまうと、異様に腫れたり、かゆみが止まらなかったりする場合があります。
毛虫に刺された時の対処方法やどんな薬を選んだらいいか頭に入れておきましょう。
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毛虫に刺された時の症状とは
毛虫は蛾や蝶の幼虫で毛や棘が生えているものを言います。
毛虫といっても種類は色々いるのですが、特に毒毛を持っているとされるのが、ドクガ科、カレハガ科、イラガ科等です。
この種類によって刺された時の症状も異なります。
特にイラガ科の毛虫に刺された場合は、電気が走ったようなしびれと痛み、ビリビリっとした強い痛みを感じます。
命の危険性まで心配することはありませんが、毒を含んだ針を持っていますから、刺された後に適切な処置をしないと、炎症を起こし患部の症状がひどくなります。
毛虫に刺された時の対処方法
毛虫に刺された時、市販の虫刺さされを塗布して済ます方も多いようですが、念のため皮膚科を受診することをおすすめします。
毒針が残ったまま放っておくと、腫れやかゆみの症状がひどくなって完治までの期間が延びる可能性があります。
ただ、皮膚科を受診する前に、自分でできる対処法はやっておくべきです。
1.毛虫の針を抜くこと
刺された瞬間は痛みが走りますが、そのかゆみに変わります。
そのため患部をかきむしることが多くなり、その影響で針が皮膚の奥の方に入ってしまうことがあります。
刺された後はすぐに毛抜きで抜き取ったり、針が小さければ強力な粘着性のあるガムテープを使って摂るようにしましょう。
浅い場合は流水でも取れる場合があります。
2.腫れがひどい時は
患部の腫れが出ているときは、まずは氷水で患部を冷やします。
同時にステロイド軟こうを塗布してかゆみを抑えることも大切です。
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どんな薬を選んだらいいのか
毛虫に刺された場合の症状は。最初の痛みのほか、「かゆみ」と「腫れ」が主になります。
そのため、何も考えずに市販のムヒ等の虫刺され・かゆみ止めの薬を塗布してしまいがちです。
しかし、場合によっては炎症がひどくなってしまうことも考えられますので、甘く見ずに皮膚科で受診することをおすすめします。
市販の薬と病院で処方される薬はその効果(強さ)が全く違います。
もし皮膚科にいく時間がない場合は、ドラッグストアで市販の薬を購入するのも検討せざるを得ないですが、その場合はストアにいる薬剤師さんに相談なさってください。
毛虫に刺されないためには・・
毛虫に刺されないようにするにはどうすればいいでしょうか。
特に木々のある公園や山に出かける場合は、暖かい日であっても長袖長ズボンスタイルが基本になります。
庭木のお手入れ時も同様です。
シャツ一枚でも着ていれば毛虫の針から身を守ることができます。
まずは、毛虫が居そうな場所に近づかないこと、行かれる場合は肌の露出を控えること、これを基本にしてください。
又、もしも刺されてしまった場合は、ご紹介した初期対処を行うと同時に、なるべくはやく皮膚科で受診するようにして下さい。
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