間違ってませんか?鍋の焦げ付きを取る方法は鍋の種類で違います!!
2016/06/04
なれないものを作って煮込む時間を間違えたり、火にかけている途中で別のことをしていて鍋を焦がしてしまったりすることってありますよね。
一度焦がしてしまうと鍋はどんどん焦げていく一方。
でも、そんなときでも大丈夫。鍋の焦げを取る方法をご紹介します。

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ステンレス鍋の場合

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以前私が焦がしてしまった鍋はステンレスでした。
結婚祝いにもらった鍋ということもあってなんとしても焦げを取りたかったのです。そこで試した方法は重曹を使うことでした。
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この方法は、
①鍋のこげた部分が浸るくらいの水を入れ火にかける。
②重曹を大さじ3杯ほど入れる。
③10分くらい沸騰させる。
④そのまま半日ほど放置し、水を捨てた後スポンジでこする。
というものです。
重曹といえばホームセンターでもお掃除用に大容量で売っていることもあり家に常備していました。さっそく試してみたところ、焦げはだいぶ取れました。
1回では物足りなかったので何回か繰り返し、また使えるくらいのレベルまで落とすことができました。
塩素系漂白剤に浸す
塩素系漂白剤を鍋底が浸るくらい入れて1時間ほど放置したあとスポンジで擦り取ります。
長時間放置してしまうとステンレスの種類によっては弱いものがあるので気をつけてください。
お酢を使う
焦げ付いてすぐならば、焦げの部分に直接お酢を振り掛けます。
酢に含まれている酸の力で付着が緩むのでスポンジで擦れば汚れが落ちるようになりますし、時間があるならば鍋に酢水を入れ、沸騰させた後冷めるまで放置すればもっと簡単に焦げを落とすことができます。
たまねぎの皮を使う
普段は捨ててしまうたまねぎの皮も焦げ落としには活躍します。
鍋に水とたまねぎの茶色い皮を入れ沸騰させ、その後、沸騰したお湯を捨てると焦げた部分がふやけた状態になるのでスポンジで擦って落とします。
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アルミ鍋の場合

出展:http://www.cainz.com/shop/g/g4936695050289/
重曹を使った方法にすると、アルカリ成分により酸化皮膜が壊れ水酸化アルミという成分が出来て鍋が黒ずんでしまいます。
また、擦るとサビ防止の皮膜がはがれてしまうので金属タワシの使用もしてはいけません。
天日干し
台所用洗剤と酢を少量、焦げた部分が浸るまで入れます。
そのまま火にかけ熱くなるまで温めます。沸騰しなくても良いです。しばらく放置し、洗剤と酢を捨てて、その後、天日干し、天日干しした後、古い布などで焦げの部分を擦ると簡単に取ることができます。
酸素系漂白剤を使う
アルミ鍋に塩素系漂白剤を使ってしまうと腐食してしまうので、漂白剤を使うならば酸素系のものにしてください。
鍋に水を入れ50度ほどに沸かします。そこに酸素系漂白剤を入れスポンジで軽く擦っていくと焦げが取れていきます。
アルミ鍋が黒ずんでしまったら・・・
とはいえ、普通に使っていてもアルミ鍋が黒ずんでしまうこともありますよね。そんな時は次の方法を試してみてください。
鍋に水とりんごの皮やレモン、クエン酸を入れ沸騰させる。15分ほど煮た後放置して冷ます。
その後、スポンジで軽く擦る。
この方法で黒ずみを取ると、アルミ鍋の表面に張られていた酸化皮膜もなくなってしまうので鍋に水を8割程度張り、野菜のくずを入れる。鍋を10分以上沸騰させた後、お湯を捨てて水気をふき取って乾かす。
この方法をとります。すると即席の酸化皮膜を作ることができアルミ鍋が長持ちします。
さいごに
できることなら焦げつかせることなく料理ができればいいのですが、もしも焦げてしまったとしても慌てず落ち込まず冷静に対処してくださいね。
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