マイナンバーカードで最大5千円分のポイント!面倒だけどやらないと損!
2019/11/25
2015年から始まったマイナンバーカードってなかなか普及が進んでいないそうです。
全体の約14~15%程度。マイナンバーの通知カードは届いているけど、カードは作成していないっていう人がほとんどですね。
「作成が面倒」
「メリットがわからない」
「別になくても不自由じゃない」・・・。
こんなご意見が多いようで、、、、確かに同感です。
「身分証明書」になる、休日でも「住民票」等がコンビニで発行できる、将来的には保険証の代わりに使用できる、、、こういったメリットがあります。
内容としては別に急いで作成するような事でも無いのであまり進んでいないのでしょう・・。
そんな状況の中、何とか普及率を上げていこうということで、政府が新たなマイナンバーカードによるポイント還元制度を導入することを発表しました。
とはいっても、今すぐではなく、2020年9月以降、ポイント還元を受けることができるようになります(「マイナポイント」と呼ばれています)。
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2019年10月に消費税が8%から10%にアップしましたが、当面(2020年6月まで)は、多くの店では、クレジットカード等のICカードやQR決済などの電子マネー決済で支払を行うと、消費税アップ分を還元することになっています。
その期間が終了したのち、政府の「マイナポイント」が導入される予定です。
ポイント還元を受けるための条件等は?
このマイナポイントによる還元をうけるには、もちろんマイナンバーカードを作成することが必要になってきます。
また、マイナンバーカード作成後、「マイキーID」を設定します。
公的個人認証サービス対応のICカードリーダーを接続したPCで作成できますが、スマートフォンでも登録ができるようです。
この「マイキーID」を支払いするICカードや●●ペイ等のQR支払い決済アプリ等に登録し、且つチャージすると最大で5,000ポイントがつきます(今のところの予定ですが・・)
今の予定では、最大2万円までのキャッシュレス決済やチャージをした場合、25%にあたる約5,000円ポイントがもらえます。
家族が多い場合、例えば5人家族なら25,000円になりますので、これって結構大きいですよね。
「作成が面倒」という方もいるかもしれませんが、ただで5,000円ポイントもらえるのだから・・・
ただし、このポイントも、2020年9月から2021年3月までの半年間のみの予定ですから、気をつけなければなりません。
今回のマイナポイントの導入の目的は、第一にマイナンバーカードの普及みたいですね。
個人的には、せっかくなのでこの際マイナンバーカードを作成しようと思っていますが、
世間一般では、マイナンバーカードを作ると答えた人が25%(4人に1人)で、作らないと答えた人は70%というアンケート結果もでているようです。
やはり、「無くても困らない」「手続きが面倒だ」「個人情報の漏えいが怖い」等の声が多かったようです。
確かに、ですね。
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政府にはこういった不安を如何に払拭していくことが求められますし、普及率をあげるための別の施策も打つ必要があるかもしれません。
高齢者等、パソコンやQR決済を使うことができない方も多いですから・・・。
最後にマイナンバーカードでできることをまとめておきます
① 身分証明書として利用できる
氏名のほか、生年月日、住所、性別、顔写真も記載されますので、免許証に変わる身分証明書として使えます。
② マイナポータルが使用できる
行政が保有する自分の情報を照会できたり、公金の支払いも。児童手当や乳幼児医療の助成届け出や健康診断の申し込み等もできるようです。
③ コンビニで証明書が発行できる
コンビニ交付と言われていますが、住民票の写しや印鑑証明書の発行が可能です。
④ ネットでの確定申告に利用できる
カードを読み取るICカードライタが必要です。
⑤ 自治体ポイントをためることが可能
まだまだ自治体での取り組みが進んでいないので当初はメリットがないかもしれません。
⑥ 今後利用の幅が広がる模様
・印鑑登録証や図書館の利用カードとして使えるようになる
・ネットバンキングの認証手段として使用できるようになる
・自分の医療データを参照が可能になる
・イベント等へのチケットレス入場、不正転売防止
・医療費控除の簡素化
・クレジットカード機能、病院の診察券の機能も検討
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マイナンバーカードは、将来的にみるとますます便利になるようですが、紛失や情報漏洩等セキュリティ面の管理が重要ですね。
それらがきちんと整備されるようであれば是非使っていきたいものです。