そら豆はゆで時間が肝心!味に差がつく正しいそら豆のゆで方
2016/02/18
春の旬の野菜のひとつにそら豆があります。
豆類だから、良質なタンパク質やカリウム、ビタミンB、C、鉄分などのミネラルも豊富で、非常に栄養価も高く、積極的に食べたい野菜の一つです。
そら豆を料理に使う場合、ほとんどが”塩ゆで”ですが、基本のゆで方を謝ってしまうと、そら豆の味がすっかり変わってしまいます。
シンプルに素材そのものを味わう食べ物ですから、できるだけ美味しく食べれるように正しいそら豆の選び方やゆで方についてお知らせします。
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そら豆の選び方
そら豆は結構いい値段で高級野菜と言えます。
近所のスーパーでは10本で500円くらい(これでも安い方?)していました。特にさや(房)に入ったままのものは高いです。
だからこそ余計に選ぶときは注意したいですね。
①さやが鮮やかな緑色でツヤがあるもの
②膨らみがあって弾力性のあるもの
美味しいそら豆を選ぶポイントはこの2点を注目してください。
また、さやから出して、豆そのものを詰めて少し安めで販売されているものもありますが、できれば「さやつき」を選んだほうが美味しくいただけます。
そら豆を美味しく食べるためのゆで方

出典:http://matome.naver.jp/odai/2134313003079236701/2134313140679341203
そら豆は色々な調理方法がありますが、まずはゆでるところからはじまります。
そら豆をさやから取り出すと、黒い線の部分がありますので、そこに包丁でほんの少しだけ切り目(2~3ミリ)を入れます。
これはゆでた後に皮をむきやすくするための処理ですので、あまり深い切れ込みをいれると、結果的にゆですぎになってしまう可能性があります。
1リットルの水に対して20g(2%)を入れて沸騰させます。
更に日本酒を100cc(10%)入れて沸騰、その後そら豆を入れて1分半ゆでます。

出典:http://plaza.rakuten.co.jp/mie55/17004/
日本酒は、そら豆の旨みを引き立て風味を豊かにする効果がありますし、加減はこの比率がちょうどいい味わいになります。
茹で上がったあと、冷水にさらしたりする方が多いのですが、せっかくのそら豆が水っぽくなったりするので、そのままザルにあげて自然に冷やすことがポイントです。
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ゆで方3つポイント
①切り目はあまり深く入れすぎない
②水の量に対して2%の塩、10%の日本酒で1分30秒ゆでる
③自然に冷やす
そら豆の食べ方

出典:http://matome.naver.jp/odai/2134313003079236701/2134313140679341203
一般的にはそのままサラダで食べることが多く、それだけでも十分美味しいのですが、さらに炒め物や煮物の彩としてつかうこともおすすめです。
そら豆自体には既に下茹でしていますから、いずれにしても仕上げの最後の段階で投入して絡める程度で使ったほうがそら豆の美しさをより味わうことができます。